グラフィックイメージ
省エネ局所排気システム(Hi ELES®
省エネ化に必要な低風量域での局所排気を可能にしたシステムです。機能を風量制御精度と安定制御に絞り込み、システム構成コストを1/3に抑えました。
キーワード | 局所排気 高速VAV コスト削減 省エネ化 生産ライン
局所排気風量の最適化は難しい
電子デバイス工場の製造現場では製造機械から人体に有毒なガスが発生します。そのため作業者がその空気を吸わないように有毒ガスを排気する局所排気装置が必須となります。局所排気装置はたいていの場合、手動ダンパで排気風量が多めに調整されています。排気に要するエネルギーの削減よりも安全性の確保を優先するためですが、局所排気装置は工場に1台だけとは限りません。生産工程にいくつも必要となり、数百台になることもあります。その分排気に要するエネルギーも外気導入量も増大してしまいます。それぞれの排気装置の排気量を調整すれば良いのですが、タイプの違う製造機械ごとに、また生産ラインの違いごとに1台ずつ手動で適正な排気風量に調整していくことは気の遠くなるような手間がかかり、現実的には不可能です。
数百台もの局所排気装置を手動で適正風量に調整するのは不可能
低風量域まで自動で安定制御できる高速VAVを開発
「Hi ELES®」は新開発した局排用高速VAVによって自動で安定した制御ができる局所排気システムです。省エネのために必要な低風量域まで迅速に制御可能です。また、この高速VAVは風量制御精度と安定制御に機能を絞り込み構成部材を一体化。システム構成にかかる費用を3分の1に抑えました(当社従来比)。検証試験では手動調整の場合と比べて局所排気量を14%削減することに成功。さらに、排気量の低減が外気導入量の抑制にもつながり、空調設備の搬送動力と熱源の省エネ化も図れます。
低風量域まで自動で安定制御できる高速VAVを開発
システムの適用例
ある工場の場合を例にとると、当初5台の製造装置だったものが20台、100台と増えていったとしても、Hi ELES®であればすぐに対応可能です。これはHi ELES®がユニット単位で排気風量が制御できる構成となっているからです。小規模なシステムにも中央監視を含めた大規模システムにも自由に対応します。

小規模から大規模まで、どんなシステムにも対応
SNKの技術情報