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気化式冷風器「クールプラス」を節電対策機器として本格販売
− ドーミーインホテルへ60台導入 −
2011.10.24
 
消費電力はエアコンの1/6以下 冬季は気化式加湿器として使用
 新日本空調潟Oループの連結子会社である新日空サービス鰍ヘ、水の気化熱を利用した気化式冷風器「クールプラス(HuTek (Asia) Company Ltd製)」の販売を本年6月より開始し、株式会社共立メンテナンス(本社:東京都千代田区外神田2丁目18番8号 代表取締役社長 佐藤 充考)が運営する「ドーミーインホテル」各店へ60台導入(添付写真参照)しました。
 東日本大震災の影響で各電力会社の電力供給が減少し節電が求められた今夏、同社の「電力使用量削減施策」の一環として、室内のエアコンの設定温度を高め(28〜29℃)にしつつも、快適さを維持したいとのニーズにマッチする機器として、省エネ設計の本機器を採用して頂きました。結果として電力使用量約20%の削減目標に対し、7月〜9月の3カ月間で約25%の削減に寄与しました。
 本機器は圧縮機が不要であり、補助冷房として利用する事で電力消費量はエアコンの1/6以下で済むため、節電が叫ばれている現在に最適な冷風器で、冬季は加湿器として使用可能です。
 今後は、ホテルに導入した実績を踏まえ、公共施設、駅ホーム、物販店、工場などに対し、次年度以降も予想される節電対応の機器や今年の冬の加湿用として、2011年11月から本格販売を開始する予定です。
1.販売に至る経緯
 一昨年より、低炭素対応や省エネ対応として「細霧冷房装置 パワフルミスト」を販売していますが、屋外や工場・イベント会場等の大空間におけるスポット空調を対象とした同装置は、圧縮空気と水を混合した二流体噴霧ノズルによるジェット気流により広範囲までミストの到達を可能とするものの、運転音が比較的高いことから、静寂な空間を求められる施設に対するニーズに応えることができませんでした。
 そこで、パワフルミストの特長である低炭素対応、省エネ・節電対応、可搬性を踏襲しながらも、運転音が小さく、これらのニーズに応えることが可能な、HuTek (Asia) Company Ltd製の“気化式冷風器「クールプラス」”を、販売するに至りました。
2.気化式冷風器「クールプラス」冷風の原理
 気化式冷風器「クールプラス」は、水が蒸発する際の気化熱を利用して冷風を作りだします。
 下部設置の水タンクの水をポンプによって冷却エレメントに散布します。この時、吸込口よりフィルターを経た空気は、冷却エレメント通過時に水と接触し、水が気化することで冷されファンにより送風されます。
 同冷風器は、圧縮機を使ったフロン等の冷媒による熱交換方式ではないので、機外に排熱が出ることは一切ありません。
気化式冷風器「クールプラス」冷風の原理
3.気化式冷風器「クールプラス」の使い方
 今回本格販売を開始する気化式冷風器「クールプラス」は、夏季の快適さを維持しながらも節電やCO2削減に向けた効果があります。
 冬季には室内の空気乾燥を防ぐための加湿器として使用することで、インフルエンザ対策にもなります。更には、花粉症の時期には冷却エレメントの空気清浄機能を活かすなど幅広い活用が期待できます。
4.気化式冷風器「クールプラス」の仕様
 機器の大きさは61cm幅×45cm奥行×153cm高さ(FL-020の場合)で、製品重量は55kgと軽量で可動式になっており、移動が大変容易です。圧縮機を搭載していないため運転時の音は静かで、ホテルロビーなどの大空間、スポーツジムの浴場やサウナの脱衣所、イベント会場や駅ホーム・工場の暑熱対策など多用途に使えます。
 電源は100Vで、コンセントがあれば何処にでも設置が可能です。給水方法は2種類あり、可動させる場合は電動ポンプにて内蔵する水タンクから冷却エレメントに給水し、設置場所固定での使用の場合には補給する手間が不要の水道直結も可能です。
気化式冷風器「クールプラス」冷風の原理
5.今後の展開
 今後は、ホテルに導入した実績を踏まえ、公共施設・駅ホーム・物販店・工場などに対し、次年度以降も予想される節電対応の機器や今年の冬の加湿用として、2011年11月から本格販売を開始する予定です。
 2012年度の販売目標は300台です。
6.問合せ先
新日本空調(株) 経営企画本部 広報課 高辻 勇
TEL: 03−3639−2332(ダイヤルイン)
FAX: 03−3639−2734
E-mail: TAKATSUJII@snk.co.jp

新日空サービス(株) 東京本店 技術部 上條 智
TEL: 03−5200−3930
FAX: 03−5200−3835
E-mail: KAMIJOHS@nks.co.jp