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熱源最適制御システム「Energy Quest(エナジー クエスト)」を開発
− 「Energy Quest」で熱源設備のエネルギー消費量を大幅削減 −
2013.3.27
 
 新日本空調株式会社は、社会的な課題である省エネ、省電力及びCO2排出量削減に対応するスマートファシリティエンジニアリングツールとして、熱源最適制御システム「Energy Quest(エナジー クエスト)」(商標登録出願中)の開発を進めてきました。
 「Energy Quest」は熱源機器の運用を自動的に最適化することにより、多様化する社会的要求を満たすことが可能なシステムです。今までの運用で生じていた無駄を見直し、熱源システムの能力を最大限に引き出すことで、省エネ改善率で最大30%以上を実現します。その他省エネ以外にも節電やCO2排出量の改善を意図した運転も可能であり、ニーズに応じた熱源機器の運用を提供します。
 なお本システムは、2013年7月の完成を予定しており、完成後は随時導入をすすめ、2014年度から本格的な営業展開を行ってまいります。
1.開発に至る経緯
 新日本空調(株)は会社設立以来様々なビル、工場や地域冷暖房などに熱源設備を納入するとともに、効率的な運用を行えるように取り組んでまいりました。しかしながら社会環境の変化により、省エネルギーや省CO2だけでなく節電などニーズが多様化していることから、これまで培ったノウハウをシステム化することにより、様々なニーズに対応した最適な運用判断を行う熱源最適制御システムの開発を進めてきました。
2.「Energy Quest」の概要
 「Energy Quest(エナジー クエスト)」の概要は、以下の通りです。
複数の運転モードを選択可能
熱電機器の最適運用を、省エネルギーだけでなく、ニーズに応じて省電力、省CO2など複数のモードから選択することが可能です。
熱源設備全体を最適化
変化する負荷状況と個別の機器特性を考慮し、熱源システムとして最も効率の良い運転順位・運転台数・負荷率を演算。ニーズに応じた最適な制御を行います。
多様な熱源機種への対応
ターボ冷凍機、ガス吸収式冷凍機(排熱投入型も含む)や蓄熱槽など、多様な熱源機器設備を組合せたシステムにおいても、自動で最適に制御します。
負荷予測制御と実負荷制御による最適運用
事前に熱負荷を予想し、これに基づいた運転をシミュレートすると共に、実負荷に合わせて予測制御を修正しながら最適運用を実現します。
多様なポンプシステムへの対応
新日本空調の特許技術である、熱源システムのモデリングによるポンプ可変速制御技術「P-Q master ピーキューマスター」(2012年発表 第50回空気調和・衛生工学会 学会賞 論文賞 受賞)を搭載することにより1次ポンプ変流量方式も最適かつ安定的に制御を行います。
3.今後の展開
 本システムは2013年7月のシステム完成後に随時導入をすすめ、2014年度から本格的な営業展開を行ってまいります。
4.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 広報課 高辻 勇
TEL: 03−3639−2332(ダイヤルイン)
FAX: 03−3639−2734
E-mail: takatsujii@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術本部 施工技術推進センター 田村 稔
TEL: 03−3639−2702(代表)
FAX: 03−3639−2736
E-mail: TAMURAM1@snk.co.jp