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業界初!室内環境連携型動的空調シミュレーション
ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)を開発
〜室内環境評価と省エネルギー評価を同時に実行〜
2015.11.11
 
 新日本空調株式会社は、室内環境評価と省エネルギー評価を同時に行える「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」を独自開発しました。
 従来室内環境の評価を行う気流解析ソフト「CFD」とエネルギー評価を行う「システムシミュレーション」は個別に存在していましたが、「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」では、両方のソフト間でデータのやり取りを行いながら計算することで、室内環境の良否と空調システムのエネルギー消費の関連性を明らかにすることが可能となりました。
 今後は、「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」を解析ツールとして運用し、ZEB化を要求される様々な施設への空調システムや当社独自技術の導入をはじめ、ハイレベルな温湿度条件や気流制御が要求されるデータセンター、クリーンルーム、アトリウム、イベントホール等への空調設備導入提案を積極的に進めて参ります。
1.「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」の開発経緯
 昨今、ZEB化の要素技術として、室内環境の向上と省エネルギー性能を高い次元で達成することが出来る空調システムが求められています。しかし、従来のシミュレーション技術では、室内環境の評価と省エネルギーの評価を同時に行うことが出来ませんでした。そのためこれらの空調システムの優位性をお客様に理解してもらうことが難しいという課題がありました。
 そこで当社は2011年4月より、室内環境の評価と省エネルギー評価を同時に行い、室内環境の良否と空調システムのエネルギー消費の関連性を一体化して確認することが出来る「室内環境連携型動的空調シミュレーションACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」の開発に着手し、2015年4月に完了しました。
2.「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」の特長
 ACE-VidsとはAir Conditioning & Environment-Visual Dynamic Simulationの略称です。
 当社で独自開発した「室内環境連携型動的空調シミュレーションACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」の特長は下記の通りです。
両ソフトのデータのやり取りは、一定時間毎に、気流解析ソフト「CFD」で計算を行い、センサ温湿度、還気温湿度や室内条件などを出力し、それらのデータを受けた「システムシミュレーション」で機器特性や制御方法などを加味した計算を行い、送風温湿度や送風風量などを気流解析ソフト「CFD」に出力することで行います。

気流解析ソフト「CFD」と「システムシミュレーション」間でデータのやり取りを行いながら、計算することで、室内環境の良否と空調システムのエネルギー消費の関連性を明らかにすることが可能となります。


図-1 ACE-Vids®の概要

図-2 ACE-Vids®の出力例
3.今後の展開
 当社は、「室内環境連携型動的空調シミュレーション ACE‐Vids®(エース・ヴィッツ)」をお客様のご要望に基づき評価するための解析ツールとして運用することにより、次のようなニーズに応えることが可能となり、技術提案力の強化に繋げていく予定です。
1) ZEB化要素技術として要求されている、室内環境の向上と省エネルギー性能を高い次元で達成することが出来るタスク・アンビエント空調や当社の独自技術であるアクティブスウィング制御の評価・導入提案
2) データセンターの熱負荷偏在に対する適切な対処方法
3) クリーンルームや恒温恒湿室などの高精度な温湿度制御が要求される空調設備の導入提案
4) アトリウム、イベントホールなど大空間の空調設備の導入提案
4.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 企画部 広報課 星野 昌亮
TEL:03−3639−2332(ダイヤルイン)
FAX:03−3639−2734
E-mail: HOSHINOM@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術開発研究所 中村 元 ・ 張 江
TEL:0226−73−9611
FAX:0266−73−9615
E-mail: 中村 元 nakamurag@snk.co.jp
  張 江 chohk@snk.co.jp