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東京電力株式会社 福島第一原子力発電所の作業環境改善に貢献
〜電解水を用いたマスク洗浄により作業員の労働環境改善〜
2016.2.16
 
 新日本空調株式会社は、東京電力株式会社 福島第一原子力発電所の作業に従事する方の労働環境改善に向けて、かねてより研究を進めて参りました「電解水を用いた“ノロウイルス”対策」を発展させ、【脱臭】とノロウイルスの【不活化】機能を併せ持つマスク洗浄システムを開発し、2016年1月下旬より運用に供しています。
 このシステムにより、作業員の方が発電所構内に入場する際に装着する『全面マスク』の汗や皮脂などによる臭気の【脱臭】とノロウイルスの【不活化】を従来より効果的に行うことができます。
 このマスク洗浄システムが、作業員の方の労働環境の改善に寄与し、厳しい作業環境下での安全衛生面の向上と士気高揚への一助になることと思います。
 新日本空調株式会社は、福島第一原子力発電所の作業環境改善に貢献する活動を継続してまいります。
1.経緯
 新日本空調株式会社は、2013年からノロウイルス対策として様々な取り組みを開始しておりました。その一つとして、福島第一原子力発電所では、作業員の方が年間を通じて使用する『全面マスク』を介してのウイルス感染が懸念されていましたが、その対策は万全とは言えませんでした。これに対して、当社は、微酸性電解水を洗浄水に使用することにより、ノロウイルス等のウイルスの活性が低下することを以前より検証しておりました。
 一方、2015年夏、東京電力株式会社殿より、日々数千名の作業員の方が使用する『全面マスク』の、汗や皮脂に起因する臭気対策の相談を受け、アルカリ性電解水を洗浄水として使用することにより、臭気に対する問題を軽減しました。
2.特徴
 当社の開発したシステムは、まずアルカリ性電解水による洗浄を行い、汗や皮脂に起因するタンパク質汚れや臭いなどを効率的に洗い流します。そして、続けて微酸性電解水による洗浄を行うことにより、ノロウイルスなどのウイルスの不活化を効率的に行います。従来のアルコール消毒を含む通常のマスク洗浄では、臭い対策やノロウイルスの不活化が万全ではないなどの指摘があり、本システムの採用となりました。また、本システムにより、福島第一原子力発電所構内で発生する可燃性廃棄物(ウエスなどの洗浄作業で発生する廃棄物)についても低減される予定です。
 このシステムの採用により、福島第一原子力発電所の作業員の方の労働環境の改善に一役を担うこととなり、復興に対する社会貢献を進めています。
3.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 企画部 広報課 星野 昌亮
TEL:03−3639−2332(ダイヤルイン)
FAX:03−3639−2734
E-mail: hoshinom@snk.co.jp

新日本空調株式会社 原子力事業部 設計部 宮川 裕司
TEL:045−755−2225
FAX:045−755−2237
E-mail: miyakaway@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術開発研究所 高塚 威
TEL:0266−73−9611
FAX:0266−73−9615
E-mail: takatsukat@snk.co.jp