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吊り機器の制震・制振補強「柔にゅーワイヤ工法®」の販売開始〜当社施工物件以外への適用も開始〜 2016.10.13
 
 新日本空調株式会社は、地震時における吊り機器の補強方法として、後付けが可能であり、さらに従来の全ねじボルトによる振れ止め補強方法に対し、施工時間を大幅に短縮させて省力化が可能で、共振による吊りボルトの破断を抑制する、ワイヤを用いた制震・制振補強「柔ワイヤ工法®」(特許出願中)の技術的な確立を得て、日本建築学会および空気調和・衛生工学会において検証結果を発表致しました。
 「柔ワイヤ工法®」は、従来工法と比較して施工工数の削減と施工時間の短縮を実現させ、施工現場における生産性を向上させるものであり、企業理念に基づいて社会の発展に貢献すべく、当社施工物件以外への適用も開始致します。
 「柔ワイヤ工法®」に用いる専用部材の製造・販売は、日栄インテック株式会社(東京都荒川区 代表取締役社長 高橋 善春)が対応致します。取付手順や加振状況の動画とカタログを同社HP(http://www.nichieiintec.jp/pipe/1461.html)に掲載中です。
1.「柔ワイヤ工法®」の仕様
 吊り機器における従来の斜材を用いた補強方法の課題は、作業時間の短縮と吊りボルト破断の抑制です。「柔ワイヤ工法®」は、作業時間を従来の約3分の1以下に短縮でき、また制振効果によって大きな力が作用せず、吊りボルトの破断を抑制して吊り機器の落下リスクを軽減することができます。
 専用のワイヤと2種類のワイヤ取付金具を用い、ワイヤが可動するように固定金具を取付けることが特徴です。現在は、吊高さ1.5m以下、吊り機器サイズは縦と横の合計が2m以下、重量は50kg以下を対象としております。
柔ワイヤ工法®
柔ワイヤ工法®
2.導入効果
(1)施工現場における生産性向上
 東日本大震災以降、耐震補強指針の強化により、従来の斜材補強の金具も改良されて取付けが複雑になり、補強の施工数も増大しております。特に、既存建物における吊り機器への補強は、「居ながら工事」特有の、施工スペースの制限や夜間工事等による時間的な制約を受け、作業員にとっては非常に困難な工事となっております。
 「柔ワイヤ工法®」の導入により、従来の補強法よりも年間で約58日間以上の施工時間の短縮が可能となり、年間の土曜日の数に相当する休暇を作業員が取得することが出来ます。更に、作業員も2名で対応可能となり、従来の2名+α(斜材用全ねじ切断、斜材手渡し等の補助作業員)の+α分の作業員数を削減することが出来ます。
※導入計画: 500セット/月以上
作業時間: 従来は20分、「柔ワイヤ工法®」は6分
→(14分×500セット/月)÷60分/時間 ≒117時間/月の短縮
→117時間/月×12箇月÷24時間/日 ≒58日間
(2)お客様への安心・安全の提供
 「柔ワイヤ工法®」は、導入時に協力会社(施工会社)が得る作業メリットと、導入後にお客様が享受する暮らしの安全というメリットとを両立したワンストップ技術であります。全く補強していない箇所や従来では施工し難い箇所、また仮設の設備などへも気構えること無く、簡単に短時間で安心と安全を提供することが可能な本工法を広く展開し、ステークホルダーの皆さまの貴重な財産を守り、皆さまのお役に立ちたいという想いから、当社の施工物件以外への適用も開始致します。
3.製造・販売
 工法に用いる専用部材「柔ワイヤセット」を、日栄インテック株式会社が製造し、販売致します。製品および取付け方法などの質問を含め、札幌から沖縄まで全国20箇所にある管材事業部の営業所が対応致します。
 取付手順や加振状況の動画、および製品カタログは、同社HPに掲載されております。
 http://www.nichieiintec.jp/pipe/1461.html
4.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 企画部 広報課 星野 昌亮
TEL:03−3639−2332(ダイヤルイン)
FAX:03−3639−2734
E-mail: hoshinom@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術開発研究所 永坂 茂之
TEL:0266−73−9611
FAX:0266−73−9615
E-mail: nagasakas@snk.co.jp