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CO2濃度制御技術
1.概要

有機ELや二次電池の製造過程においては、ドライエア供給による「低露点環境」が求められますが、近年、特殊な新規素材を原料とした製造ラインにおいて『CO2などの空気成分の濃度調整』が着目され始めました。そこで、特殊な吸着ロータを用いて空気中からCO2を吸着し低濃度化する、低CO2濃度供給システムを構築いたしました。

2.当社の取り組み

従前までは10〜20ppmと言われていたCO2供給下限濃度を、吸着ロータ入口空気条件、再生温度、ロータ回転数を最適化し、5ppm以下(一般環境の約100分の1)にすることができました。また、前段のドライエア供給も含めたシステム全体の省エネ化も検討し、消費エネルギーを最大35%削減できることを試算しております。

CO2濃度制御技術

同時に、CO2計測装置の低価格化を図りました。一般的に、数ppmオーダーのCO2濃度計測には、高精度で高価な分析器が必要とされますが、汎用の濃度計を用いた計測手法を構築し、5ppm以下でも±1ppmの誤差で計測可能であることを実証しました。もちろん技術開発研究所では、ガスクロによる高精度計測が可能です。
試験や検証などを計画・実施されるお客様向けに、水分およびCO2の低濃度環境を提供しております。

CO2濃度制御技術

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