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地中熱利用システム
1.概要と効果

地中熱は十数度の低温エネルギーであり、深さ5〜10m以深の不易層温度(年間一定)を利用します。その温度は、年間平均気温を1〜2℃高く、東京は約16℃です。
地中温度は外気よりも夏は低く冬は高いので、ヒートポンプ(エアコン等)の熱源や、外気の予冷・予熱(アースチューブ、クールトレンチ等)に用いて、冷暖房システムの省エネを図ります。また夏場のヒートアイランド現象を抑制する効果があると言われております。
目標とする省エネ効果は10〜20%ですが、地中熱交換器を埋設するための掘削費用が莫大で、対費用効果が得難い状況です。

地中熱利用システム

地中熱利用システム

2.当社の取り組み

地中熱利用の課題の一つは高額な導入費用ですが、基礎杭を地中熱交換器として利用することで、コストダウンを図ります。我々は、PHC杭を対象に杭−チューブ一体工法を開発しており、施工性とコストのバランスを考慮した導入方法を提案しております。
また、基礎杭の熱利用特性を予測した冷暖房システムの計画やコンサルタントを行うべく、シミュレーションツールを開発しております。
地中熱利用では、土壌の蓄熱性を考慮した運用を検討しなければ、省エネ性を損ないます。熱の出し入れを行いますと、期間の前半と後半では温度源としての価値が変わりますので、留意する必要があります。

地中熱利用システム

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3.施工事例

2000年以降に事例が増え、東北から九州地方の各所で設計施工に係わっております。

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