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ダクト内付着粉塵量の簡易評価法
(デジタル画像法による評価手順)
ダクト内堆積粒子状物質の汚染状況を診断し、必要に応じてダクト清掃を行い、またその清掃効果を確認することは2002年、2003年の法改正において重要なポイントである。当社はダクト内汚染状況の診断やダクト清掃効果を即時に評価するために、簡易的な方法である 「デジタル画像法」を開発した。
1.開発に至る経緯
2002年4月に「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称ビル衛生管理法)」が改正され、ダクト清掃業が登録業種となりました。2003年4月のビル管法改正では、中央管理方式以外の空気調和設備および機械換気設備についても中央管理方式と同様の維持管理を行うように維持管理基準が見直されました。これらの改正により、ビル内の空気清浄度の点検・管理・清掃を的確に実施することが必要となったと考えられます。一般に吹き出し空気の汚れは、ダクト内の汚れやフィルターの劣化等に起因する場合が多いので、ダクト表面の汚れの評価が非常に重要になってきます。そこで、当社はダクト内付着粉塵量の簡易評価法を確立しました。
2.ダクト内付着粉塵量の簡易評価法の概要
   
3.長 所
(1)
従来法(拭い取り法)に比べ、測定・分析時間が短縮。(従来法3日間→デジタル画像法30分)
(2) 従来法に比べ、低付着量まで測定可能。
(3) 時間短縮によるコスト削減(現場での測定および評価が可能)
(4) 測定機器コストが安価
(5) 過去のデータに基づいた換算重量を算出可能
(6) 評価画像を客先に提示可能
  ※ 従来法とは、拭い取り法(重量法)のことで化学雑巾等によってダクトを拭き取り、拭き取った塵埃の重量を測定する手法である。水分による測定誤差を避けるため、測定前にデシケーターに1日程度保管し、恒量化する必要がある。
 
デシケーター 物体を乾燥状態で、室温で保管するための容器。
湿気を嫌う物質などを保存するために用いる。
 
恒 量 化 水分による測定誤差を避けるため化学雑巾等に
含まれる水分量を一定にする処置を行う。
 
4.導入効果
(1) ビル管法の改訂(2002.4)によりダクト清掃業が登録業種に。  →簡易法で清掃診断を迅速に
(2) 日本ダクトクリーニング協会の指針は3g/m2以上で清掃!
 
 →従来法(拭い取り法)に比べ低付着量まで測定可能
(3) 測定および分析時間の短縮 :従来法(拭い取り法)3日間  →デジタル画像法30分
(4) 時間短縮による効果 :コスト削減(現場で測定および評価可能)
(5) デジタル画像によって汚れを評価可能 :評価画像の提示
(6) 重量換算が可能 :蓄積されたデータと理論から重量換算値算出
  恒量化(1日)→秤量→サンプリング(1日)→恒量化(1日)→秤量:計3日間
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