グラフィックイメージ
抗菌空調機
1.業務用新型抗菌空調機の開発
昨今、病原性微生物(細菌)の人体への感染による発病や食品への混入による食中毒が発生し、大きな社会問題となり世間の関心を集めています。その為、細菌類の増殖に対し抑制効果が期待できる「抗菌」への社会的関心並びに要求が以前にも増して高まっており、それらは医療施設や食品施設に限らず、あらゆる施設へ広がっています。そこで新日本空調(株)は、空調分野での長年の実績と経験に裏付けられた技術とノウハウを生かして、“業務用新型抗菌空調機”を開発し2012年4月より販売を開始しました。
新型抗菌空調機では、抗菌材と水が接触することにより抗菌作用が発生するメカニズムを利用し、その抗菌作用によって細菌類の増殖を抑制します。冷房運転中の空調機内部では、熱交換コイルで生じた凝縮水がドレンパンへ流れ込みます。凝縮水が存在する環境では細菌の増殖が促されるため、空調機内部の凝縮水に効果的な抗菌対策を行うことにより、細菌が空調機内に拡散することを抑制します。さらに、ファンによる室内への飛散・拡散を抑制するため、快適な室内環境をご提供します。
新型機では、従来からの“ファンコイルユニットタイプ”に加え新たに“エアハンドリングユニットタイプ”を開発し、幅広いニーズに対応することが可能となりました。また、ドレンパンに特殊抗菌加工を施した抗菌ドレンパン仕様(オプション)も用意しています。
これにより、既に発売済みの気化式加湿器用衛生対策システムである“Ag-ion Master”を組み合わせた、より抗菌効果の高い空調ユニットに発展させることも可能です。 抗菌空調機
2.抗菌空調機の特徴
  • 従来からの抗菌ファンコイルユニットタイプに加え、新たにエアハンドリングユニットタイプを開発
  • 抗菌コーティングフィン材を従来機の銅コーティング材から新抗菌コーティング材に変更し、従来機から更に抗菌能力が向上
  • 抗菌能力は長期持続
  • 特別なメンテナンスは不要
  • 標準機からの更新でも特別な工事は不要
  • 低価格化を実現(抗菌ドレンパン仕様(オプション)は除く)
  • 抗菌マーク(SIAA:抗菌製品技術協議会)取得準備中
3.抗菌性能評価試験データ
3.1 抗菌性能評価試験結果
財)日本食品分析センターにおいて、抗菌製品技術協議会の定める「耐水性試験」及び「耐光性試験」条件に基づき、大腸菌及び黄色ブドウ球菌に対する抗菌性能試験(JIS Z 2801)を行いました。その結果、両試験において「新抗菌フィン材」は「通常フィン材」に比べ抗菌能力が高いことが確認されました。(下図左:耐水性試験結果、下図右:耐光性試験結果)抗菌活性値が2以上の場合、抗菌製品技術協議会の抗菌マークが取得可能です。

抗菌空調機

3.2 耐水性加速試験結果
弊社、技術開発研究所において新抗菌フィン材に対する耐水性加速試験(0年、1年相当、10年相当、13年相当)における抗菌力試験を行いました。その結果「大腸菌」では約11年間、「黄色ブドウ球菌」では約10年間、抗菌活性値2以上を保つことが確認でき、抗菌能力が長期持続されることが証明されました。(下図左:大腸菌、下図右:黄色ブドウ球菌)
注:抗菌能力の耐久年数は、ご使用状況により異なりますことをご了承願います。

抗菌空調機

4.抗菌空調機の仕様及びラインナップと価格
 4.1 ファンコイルユニットタイプ
  • 10タイプを用意(天井カセット形(1方向吹出、2方向吹出)、天吊形(隠蔽形、露出形)、床置形(隠蔽形、露出形)、ローボイ形(隠蔽形、露出形)、超ローボイ形(隠蔽形、露出形))
  • 各タイプ共、2管式と4管式を選定可能
  • 各タイプの主な仕様(一部除く)
    ・ユニットサイズ 200〜1200(一部除く)
    ・冷房能力:1.19〜9.95kW (各タイプ及びユニットサイズによる)
    ・暖房能力:1.31〜17.35kW( 〃 )
    ・送風機:両吸い込み多翼送風機( 〃 )
    ・モーター:30〜185w( 〃 )
    ・製品重量:17〜85kg( 〃 )
  • 納期は6週間
 4.2 エアハンドリングユニットタイプ
  • コンパクト型エアハンドリングユニットタイプを用意
  • 能力・価格・納期等の詳細仕様はお問合せください
SNKの技術情報