堂島ダイビル
堂島ダイビル 建築概要
建物名/ 堂島ダイビル
(大阪全日空ホテル)
住 所/ 大阪市北区堂島浜1-3-1
建築主/

ダイビル株式会社
((株)ANAホテル大阪)

構 造/ SRC造
規 模/ 地下3階、地上23階、塔屋2階
延床面積/ 50,788.32m2
完 成/ 昭和59年9月
改修工事工期/ 平成16年7月〜平成18年3月


ビルの紹介
堂島ダイビル(大阪全日空ホテル)は、昭和59年竣工(築20年)の建物で、大阪市北区の繁華街である北新地中心に位置し、市内のランドマーク的な大型シティーホテルである。
ユニバーサルスタジオジャパン等のアミューズメントパークや市内中心部へのアクセスも良く、海外からの宿泊客も多いホテルであり、国際色豊かなお客様のニーズにお答えするためにも、いかに付加価値のあるサービス(住空間)を提供できるかを求められた物件である。
改修工事の主旨
当ホテルは、竣工より20年が経過しており、時代のニーズに合った次世代ホテルをコンセプトに当社が空調設備のリニューアル提案・設計を行った。工事概要としては、客室の冷暖フリー化を主として熱源設備、二次側設備の全面更新を行った。また、自動制御設備に於いては、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助事業によるBEMS導入工事を同時に行い、更なる省エネ・高効率化を図った。客室は既設が2管式FCU方式となっており、物理的劣化も然ることながら、社会的劣化(時代のニーズ)に対応するべく、内装の改修と同時に、ホテル用冷暖フリー空調機(SyLPH、PAFMACの2機種を採用)を導入した。また、熱源機器、二次側機器については基本的に機器効率UPとして、小宴会場などについては空冷PAC等を新設し、個別空調化することにより使用勝手の向上を図った。工事については基本的にホテルを稼動しながらの工事であり、客室に於いては2フロアー毎の売り止め工事として約18ヶ月の工期を要した。また、冷凍機・空調機等の主要機器の更新については、12日間の全館休業期間を設けての大突貫工事(24時間体制)にて実施した。全館休業中の工事に於いては、半年前からの綿密な打合せ・工程計画・作業計画を行うことで、大きなトラブルもなく無事に完了することが出来た。当社としても大規模ホテルのリニューアル工事で、この様な特殊工程による施工事例は貴重であり、今後はホテルリニューアル提案のツールの一つとして、営業展開を図るものである。
設備概要
     1.客室空調改修工事 :FCU撤去、冷暖フリー空調機新設(計507台)

     2.宴会場個別空調化工事  
3.宴会場空調能力増強工事
4.厨房への空調導入工事     
5.熱源機器の増強、
 高効率化工事                  
:小宴会場4室・式場1室に空冷PAC(隠蔽)を新設
:大宴会場・中宴会場の室内条件を24℃DBとして更新(4系統)
:厨房系統空調機に冷水コイルを新設(7系統)
:蒸気吸収冷凍機400RT×2台更新
:スクリュー冷凍機146RTから高効率ターボ冷凍機250RTへ更新
:蒸気吸収冷凍機120RT×2台から160RT×2台へ更新

     6.冷却塔等熱源補機更新工事 :熱源更新に伴う冷却塔×3台更新、2台整備・空調用ポンプ×30台更新

     7.空調機、全熱交換器更新工事 :空調機36台更新、PAC型空調機7台更新、全熱交換器2台更新  

     8.換気設備、全熱交換器整備工事 
9.自動制御更新工事       
10.空調配管、各種弁類更新工事  
11.フード消火設備更新工事    
12.蒸気−水熱交換器更新工事   
13.水冷PAC更新工事  
:給排気ファン122台オーバーホール、全熱交換器7台オーバーホール
:BEMS導入工事 1式 (ローカル・中央監視共に全面更新)
:冷水・冷温水・膨張配管の管径50Aまでを更新、65A以上は洗管
:各厨房のゲイロードベンチレーター撤去、フード消火設備新設(5系統)
:シェル&チューブ熱交換器3台更新
:床置ダクト型水冷PAC7台更新
 
     

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