KRPガスビル・3号館
KRPガスビル・3号館 建築概要
建物名/ 京都リサーチパーク ガスビル・3号館
住 所/ 京都市下京区中堂寺粟田町93
建築主/ アステラス製薬株式会社
用 途/ 研究所・事務所
構 造/ SRC造一部S造、RC造
規 模/ 地上2・4・5・6・R階
延床面積/ 36,413m2(建物全体)
改修工事工期/ 2014年4月〜2015年6月


建物の紹介
京都リサーチパーク(KRP)は、幅広い業種の企業や研究機関に対して、オフィス・実験研究スペース・共用施設等を提供し、高い入居率を維持していたが、ガスビル2層吹抜けの体育館及び屋内プールと、3号館屋上テニスコートだけは、未利用の状態が続き、スペースの有効活用が課題となっていた。

改修工事の概略
【熱源機器】 ・ガスビル :KRP西地区熱源
  ・3号館 :ガス吸収冷温水機 422kW×4台(KRP熱源バックアップ設置)、
 貫流ボイラ 700kg/h×2台(加湿用)
【空調設備】 ・ガスビル(オフィス) :外調機(CAV)+排気ファン(CAV)+FCU(4管式)
  ・3号館(ラボエリア) :外調機(高速VAV)+排気ファン(高速VAV)
 +FCU(4管式)
  ・3号館(ケミカルハザード対策エリア・バイオハザード対策エリア)
    :外調機+レヒータ(PCD+CAV+HEPAフィルタ)
 +排気ファン(CAV+HEPAフィルタ)

改修工事の内容紹介
既成概念に捉われない大胆な用途変更によって、大規模な研究施設の創出に成功した事例である。
・ガスビル
未利用のスポーツ施設(テニスコート・体育館・プール)の有効活用について様々な検討がされる中、アステラス製薬様のKRP移転を機に先端研究施設への用途変更を図ることになった。5〜6階の吹抜けであった体育館は、床を新設することにより、適度な空間ボリュームと床下の空間を利用した設備スペースを獲得することが出来た。床下吹出空調システムを導入した結果、居住域を効率的に空調でき、省エネで全職員が一堂に集まる快適なオフィスを実現している。6階のプールエリアは、プールを撤去し床を新設することで、大規模な無柱空間を獲得し、プレハブパネル式の恒温恒湿設備を構築した。
・3号館
3号館は、オフィスから研究施設への改修であったため、消費電力・熱負荷・換気回数が増大し、既存機械室のみでは設備スペースが不足した。そこで屋上テニスコート部のシンダーコンクリートを約500t撤去することで、床耐荷重を超えることなく、熱源・空調機器・スクラバー・受変電設備・非常用発電機等の設備スペースを創出した。

   

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