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空調設備業を営んでいる当社は、企業理念の冒頭に、空気・水・熱に関する技術を駆使して、地球環境に配慮することを掲げておりますが、このことは当社の事業を支える最も重要なミッションであり、当社が東洋キヤリア工業として創設された1930年以降、さらには1969年に新日本空調としてスタートした以降も、経営の根幹として、当社の「企業としての社会的責任」の中心となる考え方です。
国連は、2015年に期限を迎えたMDGs(ミレニアム開発目標)を継承・発展させる形で、今後15年間で解決を図るべき国際社会共通の目標であるSDGs(持続可能な開発目標)を採択しました。このSDGsは、17の個別目標で構成され、貧困削減・飢餓撲滅等のMDGsにおける未達成課題に加え、先進国にも関係が深いダイバーシティ・環境問題・格差是正等の課題も網羅しており、各国政府だけではなく、企業・投資家にも取組みを呼びかけるものです。
空調設備業を生業とする事業特性を踏まえたうえで、ESG経営の観点から、あらゆる事業活動における課題を特定し、中長期的取組み目標を定め、SDGsに代表される国際的社会課題の解決に資する事業活動を推進し、当社グループの企業価値を向上させることを目的として、今まで活動してきたCSR・広報委員会をCSR・ESG戦略委員会と改編し、2018年10月より活動を開始しました。この委員会はSDGsに代表される社会課題や中長期的目標への取組みを事業プロセスにブレイクダウンし、グループ内啓発活動やESG経営を推進すると共に、株主や投資家等、ステークホルダーに対する情報開示や建設的対話等を通じ、当社グループの取組み姿勢を社内外に発信する役割を担うことになります。このことは、現場における安全品質確保や、従来から取り組んでいる働き方改革、当社事業の根幹である省エネルギー対応やAI、IoTといった技術革新へのチャレンジ等、社会的課題解決に共通するものと考えています。