室町古河三井ビルディング（COREDO室町2）

周辺の歴史的建造物との調和を意識し、低層部のスカイラインは高さ約100尺ラインを踏襲した外装デザインで統一しているのが特徴。隣接する老舗街との調和を意識し軒や庇のスケールを統一したり、隣接建物の地下部分と地下鉄への乗り入れに地下歩道・駅前空間を整備しています。 スマートシティへの取り組みの一つとして、3棟分の空調熱源設備を室町東三井ビルディング（COREDO室町）に集約し、地域冷暖房を形成。熱源機械室に3棟へ供給する水蓄熱層を配置し、エネルギーの高効率運用、スペースの効率化、維持管理の集約化が図られています。各棟は地下4階の熱源受入機械室まで冷水・蒸気配管を引き込み、冷水は熱交換器を介して建屋に供給しています。蒸気は空調機（加熱・加湿）系統に直接供給し、ファンコイル系統には熱交換器を介し温水として供給しています。