由利本荘市文化交流館「カダーレ」

由利本荘市は秋田の名峰・鳥海山を望む日本海沿いに位置し、愛称「カダーレ」とは「仲間に入れ！」の意味を持つ秋田方言の「かだれ」に由来します。施設を見た人に「あっ！」と言わせる前衛的なアート空間を備えた久遠の文化交流施設です。建物には劇場、スタジオ、プラネタリウム（天体観測室）、図書館、市民ギャラリー、和の空間茶室などを備え市民の憩いの場となっています。 今回の工事で特に重視したのは、厳しいNC値（音の静けさ）を設け、劇場を静寂な空間に創造することでした。建設中には東日本大震災に見舞われ、工事が4ヶ月もストップしてしまいましたが2011年12月オープンしました。