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ドライエア供給装置・低露点室(ドライルーム)
1.ドライエアとは

一般に、露点(結露する温度)が-20〜-10℃以下の空気をドライエアと呼びます。常温で約10%RH以下の乾燥空気です。
ドライエアは主に生産工程に使われ、二次電池分野では-70〜-50℃、半導体・有機EL分野では-80〜-70℃以下が要求されます。半導体分野では、高清浄度で低アウトガスであるクリーンドライエアを供給する場合があります。

ドライエア供給装置・低露点室

2.当社の取り組み

我々は、産業の隆盛動向に追従して、除湿機およびシステム関連の技術開発を進めてきました。蓄積されたノウハウや技術力の向上により、各種工場の設計施工に貢献しております。また、保有する除湿機や低露点室が社内外から活用されており、これらの運用経験と学問に基づいた、省エネ運用や最適運用のコンサルタントが可能です。

ドライエア供給装置・低露点室

3.エンジニアリング技術
我々が保有するノウハウのうち、省エネルギー対策のポイントは、以下の通りです。
(1)供給風量の最小化
 
換気回数の設定 :理論解をベースに、水分付着素材の影響を考慮します。
水分発生量の抑制 :各種着衣からの発生状況を考慮した対応策を提案します。
(2)除湿機運用の最適化
  除湿機特性の把握 :独自開発のシミュレーターにより、制御方法を提案します。
部分負荷制御 :除湿機入口の絶対湿度が低い場合、省エネルギー運用が可能です。
(露点-50℃供給で、最大53%削減)
(3)システムの最適化
  局所低露点化とドライエアのカスケード利用 :必要露点のゾーニングと局所化を施し、生産装置内、ドライブース、低露点室の順に露点が高くなるように、ドライエアを動かします。
供給風量の可変制御 :空間の水分負荷変動の頻度や露点回復時間の短縮を配慮し、除湿機の省エネ効果は少ないのですが、風量で露点を制御する場合があります。

ドライエア供給装置・低露点室

4.施設概要

技術開発研究所には、低露点室とロータ1台で露点-90℃(無負荷状態)のドライエア(DA)を供給する乾式除湿機を常備しております。近年、お客様自身が実験を行う機会が増えており、要求される実験条件を再現して検証をサポートしております。

ドライエア供給装置・低露点室

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