研究開発/保有技術

銅・銀イオン殺菌技術

新日本空調(株)は、エアワッシャなど水の循環使用を行う空調設備や気化エレメントにおけるレジオネラ属菌、一般細菌、真菌などの繁殖対策として、銀イオン、銅イオン、ならびに残留塩素の殺菌効果を用いた循環水殺菌法を開発しました。
殺菌効果の確認は、実際のレジオネラ菌を使用して東北大学病院感染管理室と共同で行いました。その結果、銀イオンと銅イオンの共存、並びに各イオンと残留塩素の共存で殺菌能が向上することが確認されました。
イオンの発生方法は、ゼオライトの構造内に銀イオン、銅イオンを取り込んだ開発素材(シナネンゼオミック製)がイオン濃度を低コストで安定に放出することを確認し、本システムに採用しています。
レジオネラ属菌が混入してきても銀イオンで殺菌、増殖の温床となる藻類は銅イオンで発生防止、さらに残留塩素によるイオンの殺菌活性の向上を狙うという画期的な殺菌方法です。

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用途

  • エアワッシャなどの循環水の殺菌、殺藻
  • 貯留水の細菌の繁殖抑制

特徴

  • 低濃度で殺菌効果の高い銀イオンと、藻類の抑制に効果があるとされる銅イオンを併用することでレジオネラ属菌への殺菌効果が向上。
  • 補給水中の残留塩素、または薬注による残留塩素でイオンの殺菌力がさらに向上。
  • 銀型ゼオライト、銅型ゼオライトを樹脂に練りこみペレットとしてバックに充填したものを、水槽に投入するだけの簡単操作です。
  • 銀・銅型ゼオライトの銀・銅イオンは水中のカチオンと平衡状態となるため、銀・銅イオン濃度は一定値となり過剰な溶出がありません。
  • 電気分解法などのように電極の清掃や交換などのメンテ作業が不要です。
  • 過剰な溶出がなく極めて低コストです。
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