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中原 慎一郎 2011年入社 空間システム専攻(大学院卒)産業施設事業部 技術部 施工管理担当
世界的に有名な精密機械メーカーの新設工場における施工の管理をしています。現場代理人と呼ばれる現場所長を担い、安全・品質・工程・予算の4つの要素を管理・調整し、着工から竣工までをスムースに進める業務に携わっています。 施工図を書いたり、資材や職人さんを手配することはもちろん、毎日施工現場を巡回したり、他業種の方や職人さんとの打ち合わせや調整など、多くの業務を担当します。
今回のお客様は過去に地震の影響で被害を受けた経験があるため、他の物件と比べ耐震に対する要求が多くなっています。 そのため、機器の耐震仕様を決めるにあたり、当社の持つ研究所と共同して空調機器の耐震実験を行いました。 お客様のご要望にお応えしながら工事を行うのも我々の大切なミッションです。
今回の工事は当社の担当者が20代~30代の若手社員で構成されており、そのメンバーをまとめていくことが大変な点です。 若手社員が多いため、問題点として知識不足や経験不足が挙げられます。その問題点を社内教育を行い打開しつつ、若手社員の結束力でより良い職場環境を構築して工事を行っています。 やりがいについては自分が担当した工事の空調機器類が動き出し、制気口や吹出口から風が出た時に達成感を感じます。 また建物が完成した後、お客様から「良いものをつくってくれてありがとう」とお礼を言われるのはとても嬉しいことです。
新入社員のときに私の教育担当であった先輩社員との出会いがターニングポイントです。 その先輩社員にお世話になったのは1年目の終わりから3年目まででした。 それまで、仕事で何をしてよいか分からず、ただ言われるがまま業務をこなしていましたが、その先輩社員に 1から現場ですべきことを手取り足取り教えてもらい成長することができました。
協力会社がスムーズに仕事ができるように、工事が始まる前に早めに準備・段取りを行っています。 準備を早めに行うことで、工事を円滑に進めることができるだけでなく、何か問題が起きたときに余裕をもって対処することが可能になります。 また現場事務所では職員が何でも相談し合って、和気あいあい仕事ができるような明るい環境作りを目指しています。
まずは協力会社の方から「中原さんと一緒に仕事をしたい」と言われるような現場所長になりたいです。 協力会社の方から信頼されることにより、工事を効率よく行うことことができるようになり、質の良いものをつくることができます。 また、部下に「中原さんと一緒に仕事ができてよかった」と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。 仲間と共に成長し楽しく仕事をしたいです。