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佐伯 惇 2004年入社 機械工学専攻(学部卒)原子力事業部 柏崎刈羽出張所 施工管理担当
原子力発電所にとって、空調設備は非常に重要なポジションを占めています。 通常の「温度管理」の他に、「圧力コントロール」によって、汚れた空気を適正な場所に送り、フィルターで浄化して、大型煙突から大気中に放出します。 原子炉が心臓だとすれば、空調設備はいわば呼吸器です。それが異常なく機能するよう長期計画に基づいてメンテナンスを実施する必要があります。
高校時代から地球環境に関心があり、エネルギーに関連した仕事をしたいと考えていました。そのため、大学でも「熱流体」という領域を選びました。 結果的にそれは入社後も役立っています。
当社は発電所を運用する訳ではありませんが、発電所の安全安定運転に対して重要なサポートをしているという自負があります。お客様である電力会社様から「SNKのおかげで助かっています」とか「この設備のメンテナンスはSNKにしか頼めない」などと仰っていただけるとやりがいを感じます。お客様のサポートをすること。それが最終的には電力を使用するエンドユーザーである我々消費者の生活に反映されているのだと思います。
少し遅れて就職活動を始めたのですが、たまたま学校に来ていたゼミのOBが当社の社員でした。新日本空調を受けていることを話すと「間違いない会社だから」と言ってくれました。 信頼できる人からの情報が決め手でしたね。OBを信じて良かったと思っています。
東日本大震災の発生後、私も二週間ほど福島第一原子力発電所の復興応援に入りました。 当初は横浜の勤務地から電話にて現場の状況確認、作業内容の指示を行っておりましたが、最終的には現地入りし、自身で電力会社様と作業調整を行いました。情報が錯綜し、緊迫した雰囲気の中では、相手の目を直接見てしっかりと意思疎通をはかることがどれほど重要かを知りました。
表情や声のトーン、ボディアクションなど、会うことは言葉の数倍の情報を伝えてくれます。 メールや電話ももちろん便利ですが、本当に重要なことは必ず相手の目をみて伝えるべきだと思います。
自社開発製品を積極的に客先提案し、採用いただく事で、当社の知名度UPが図れると考えています。更にはコストダウンや効率化も視野に入れた提案を行い利益にも貢献したいと考えています。
社内は自由にものが言える雰囲気に溢れています。 もちろん間違った意見には厳しい反応が返ってくることもありますが、「意見を表明した」ということについては高い評価を受ける。そんな自由な会社だと思います。