画像処理を知らない人でもその日から簡単な操作で
気流可視化映像を使って気流速度分布が出力できます
これまでの「PIV」との違いは
PIV(Particle Image Velocimetry)とは、気流に追随する微粒子(トレーサ)の散乱光の濃淡が動く映像(気流可視化映像)から、濃淡のパターンのビデオフレーム間の移動量を求めることで、気流速度分布を計測する技術です。気流を視覚化した上で、速度の分布が得られる技術として、実験技術としては既にかなり浸透しているものです。当社がご提供する、現場に向けた可視化技術との組合せの一つとして、画像処理エンジンは高機能製品と同じですが、設定の簡易化による操作性の改善と価格低減を図りました。
特長とにかく簡単
従来のPIVソフトウエアは専門的な機能が豊富な反面、PIVや画像処理の知識が無いと使いこなせないため、時間の無い現場の方々には、少し縁遠い技術になっていました。このソフトは気流速度分布を出すための重要な最低限の機能設定に絞って、身近に使っていただけるものにしました。主な機能は、
- 画像中の複数の指定領域の速度分布計算
- 高速度で平均速度分布を出力
- 計算結果のCSV形式出力 etc