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産学官、地域連携等による技術提供・共同開発の推進

承認:エディタ

技術提携、共同開発

新型コロナウイルス感染防止対策を目的に、㈱SML-Technology、㈱フォレストウェル、㈱荻野製作所、ウエタックス㈱と共同で、ホテル客室や病院などに設置される天井埋込型のファンコイルユニットやエアコンのダクト系統に接続可能な空気清浄装置「L-ViC®」(エルヴィック)を開発しました。本装置は、電気集塵機などの原理として広く普及している放電技術(コロナ放電)を利用した放電ユニットを搭載し、ダクトに接続する構造となっています。ユニット内には放電空間が形成され、この空間を感染源が通過することで、瞬時に殺菌、ウイルスの不活化が行われます。

空気清浄装置「L-ViC」の運用イメージ

スタートアップ企業との協業を推進

「未来X」のアクセラレーションプログラム審査風景

「未来X」のアクセラレーションプログラム審査風景

事業領域の拡大と新分野への事業展開を進める取り組みとして、スタートアップ企業との協業に取り組んでいます。2021年度は、三井住友銀行グループと㈱みらいワークスの共同運営による成長企業エコシステムプラットフォーム「未来 X(mirai cross)※」に参加し、スタートアップ企業との情報交流などの機会を増やすとともに、協業に向けたディスカッションを活発化させてきました。引き続きスタートアップ企業や産官学コミュニティとのネットワーク構築を進め、当社が長年培ってきた知見や経験とスタートアップ企業が開発する独創的な技術やアイデアを有機的に結び付けて、地球環境改善をはじめとする社会課題解決に貢献する新たなソリューションを生み出していきます。

※未来X  https://mirai-cross.ventures

DX活用による業務の高度化・効率化

写真提供:イームズロボティクス㈱(産業向けドローン・ロボット)

写真提供:イームズロボティクス㈱(産業向けドローン・ロボット)

新型機体開発をはじめ、物流・設備点検・警備などさまざまな分野での開発を進め、社会課題解決にも積極的に取り組んでいる、産業向けドローン・ロボット開発のスタートアップ企業であるイームズロボティクス株式会社との協業を開始しました。設備点検・監視等の領域を中心に取り組みを加速、3D計測や施工管理ならびにBCP対策等、さまざまな分野でのDX活用による業務の高度化・効率化を推進していきます。

千葉大学災害治療学研究所と新日本空調による共同研究開始

千葉大学関係者、当社関係者

千葉大学関係者、当社関係者

国立大学法人千葉大学と当社はこのほど、同大学災害治療学研究所と新日本空調による「原子力・放射線災害治療学共同研究部門」を設置し、共同研究を開始いたしました。
本共同研究においては「放射線災害治療学研究」をメインテーマとして、原発事故など想定しうるあらゆる放射線災害に対応する、より安全な医療体制と空調設備のあり方を確立することを目的として研究を進めてまいります。

東北大学の研究グループとともに研究開発を推進

概念図

概念図

当社は、低炭素社会、脱炭素社会への寄与を目指し、国立大学法人東北大学大学院環境科学研究科の佐野大輔准教授らの研究グループとともに、二酸化炭素ガスの回収・固定化技術の実用化研究を開始いたしました。当社は、2023年度から新たな中期経営計画「SNK Vision 2030 PhaseⅡ」において、省エネルギーや創エネルギー、二酸化炭素削減といった様々な付加価値の高い要素技術開発に取り組むことで、我が国が目指す、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。