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H1

地球環境への貢献

コンテンツ

地球温暖化防止

SCOPE 1

自社施設で使用する燃料消費、社有車、通勤用私有車の使用に伴う直接排出量

2025 年度連結の Scope1 は、1,002(t-CO2e)となりました。2025年度は、車種クラスごとに燃費を算出し精度の高い燃料使用量の算出方法に変更し、エコカーの導入効果があり、2024年度より321(t-CO2e)減少しました。排出量の大半は社有車、通勤用私有車によるガソリン消費量であることから、EVなどエコカーの導入をさらに進めています。

SCOPE 2

自社施設で購入した電気の使用に伴う間接排出量

2025年度連結のScope2は、マーケット基準では135(t-CO2e)であり、2024年度より12(t-CO2e)減少しました。今後も引き続き自社施設における電気使用量の低減に向け、取り組んでいきます。

SCOPE 3

事業者の活動に関連する他社の間接排出量

2025年度連結のScope3は、790,704(t-CO2e)となり、2024年度より181,975(t-CO2e)減少しました。Scope3の排出量は、当社が納入した建築設備の運用が約77%を占めていることから、引き続きGHG排出量低減に向けた高効率機器やシステムの導入提案を行い、AIを利用した空調熱源機器や熱源最適運転制御の技術を充実させていきます。また、お客様設備からのGHG排出量削減に貢献する設計提案を推進していきます。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

「熱負荷予測AI機能」を搭載した「EnergyQuest®Cloud」の開発

今回開発した「EnergyQuest Cloud」は、「EnergyQuest」の特徴を踏襲するとともに、新たに空調設備の熱負荷を高精度に予測する新AIを搭載し、熱源システムの能力を最大限に引き出し、省エネ改善率で最大30%以上を実現するなど、従来以上に省エネ効果を高めた精細な運転制御を可能としました。また、本社オフィスなどさまざまな場所から熱源機器の運転状態を把握するための遠隔監視機能や、アルゴリズムの見直しによる最適制御演算の高速化などさまざまな改良を加えました。さらに、クラウド化によりサーバのメンテナンスや設置スペースを不要としたことに加え、ネットワーク障害によるデータ欠損の自動復旧も可能とするなどクラウド運用の課題にも配慮した仕様となっています。「EnergyQuest Cloud」は、イニシャルコストの低減により比較的小規模な空調用熱源機器を所有する施設においても導入メリットを発揮できます。

「EnergyQuest」の特徴

太陽光発電事業により気候変動問題に貢献

当社のグループ会社である日宝工業株式会社にて太陽光発電所を取得し、2022年度から売電事業を開始しました。本発電所は福島県田村市にあり発電出力は約850kWです。2025年度の年間発電電力量の実績は約91万kWhで、2024年度より16万kWh減少しました。本太陽光発電所での発電量は当社グル-プ全体で2025年度に消費した電力量の約34%に相当します。発電した全ての電力は、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法の固定価格買取制度を適用しています。この再生可能エネルギーの売電は、当社グループのGHG排出量削減量には含めていません。今後、太陽光発電に限らず、さまざまな手段を通じて再生可能エネルギーの導入を推進することで、気候変動問題に貢献しています。

 

脱炭素関連スタートアップ企業に投資

当社は、長期経営方針である10 年ビジョン「SNK Vision 2030」において「持続可能な地球環境の実現と、お客様資産の価値向上に向け、ナレッジとテクノロジーを活用するエンジニア集団を目指す」ことを基本方針に掲げ、空調を中心とする建築設備の省エネルギーや温室効果ガス(GHG)排出の削減に注力しています。スタートアップ企業との協業により、熱源最適制御システム「EnergyQuest®」をはじめとする脱炭素・省エネルギー分野におけるサービスの高度化や事業開発を進め、地球環境への貢献をさらに加速してまいります。

自然環境保護と共生

廃棄物削減・リサイクル化の推進による資源保護

当社グループは、循環型社会の実現に向け、建設現場等から発生する産業廃棄物の分別、再資源化、発生抑制に取り組んでいます。今後も、産業廃棄物のリサイクル率95%以上の維持・向上を目指すとともに、廃棄物総排出量の継続的な削減に努めてまいります。 2025年度の産業廃棄物の総排出量は18,162(ton)、リサイクル率は79.9%でした。総排出量は2024年度より5,222(ton)増加、リサイクル率は12.5ポイント低下しました。種類別にみると、排出量が金属くずと木くずで全体の約49%を占めており、リサイクル率はそれぞれ、99.7%、99.1%となっています。今後も引き続き、リサイクル率の低い廃棄物を有効に回収する方法や排出量を減らす工夫など、地球環境問題の解決に向けて取り組んでいきます。

配管のフラッシングによる建設現場での排水管理と水質保全

建設現場の配管工事では、配管溶接作業で発生する溶接スラグ、ネジ加工作業で発生する金属屑、配管端部の隙間から仮置き時や運搬時などに風で舞い上がった土砂や粉じんなどの異物が配管内に混入することがあります。配管内に異物が残留すると、空調配管の腐食やストレーナの閉塞、機器の損傷などの恐れがあることから、フラッシングにより異物を除去し配管内を清潔に保つ必要があります。
当社は、フラッシングする際に排出される排水の色度、濁度、透明度などをもとに、施工品質と環境保全の観点から、最適な配管内の流速と作業方法と排水基準を十分に満たす独自技術の実証に取り組んでいます。

 

フラッシング排水量実績
 2022年度:11,056㎥
 2023年度: 7,365㎥
 2024年度:4,321㎥
 2025年度:4,051㎥





環境月間の取組み

当社グループは、2025年6月「環境月間」から新たな環境保全の取り組みをはじめています。
この取組みは、環境保全への関心と理解を深めるとともに、積極的に環境保全活動を行う意欲を高めることを目的とします。従業員一人ひとりが環境保全の重要性を再認識し、日常生活や業務において持続可能な行動を心がけるきっかけとなり、持続可能な地球環境の実現に寄与することを目指します。
【2026年度取組みテーマ】: 『エコバックを使用する』
レジ袋の使用を減らし、廃棄物削減を図ります。

※「環境の日」および「環境月間」
1972年の「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、国連では6月5日を「世界環境デー」としています。日本では「環境基本法」に基づき、環境保全への関心と理解を深め、積極的な活動を促進することを目的としています。 また、6月は「環境月間」として、全国で様々な行事が行われ、世界各国でも環境保全の重要性を認識し、行動の契機としています。