ESG 経営の考え方
事業を通じた社会課題の解決を強化するため、企業理念や会社の方針、中期経営計画、ISO26000の中核主 題に沿って整理された社会課題に鑑み、中期経営計画を下支えする15項目の「CSRマテリアリティ(重要課題) 」を特定しました。サステナビリティ活動に取り組むべき課題として、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを行いながら、継続的なサステナビリティ活動の改善につなげています。
サステナビリティ推進体制
取締役会には、サステナビリティを巡る課題への取り組みの検討や方針が求められており、代表取締役会長を委員長とし、代表取締役社長、管理本部長、経営企画室長、更に環境・サステナビリティの専門家である監査等委員会社外取締役で構成された「サステナビリティ委員会」は、取締役会にて検討・決定された方針が目的に沿って達成されていることをモニタリングし、その戦略を策定・推進する役割は、従来からある「CSR・ESG戦略委員会」を「サステナビリティ推進委員会」に改称し、その機能を担います。

新日本空調グループのステークホルダー
新日本空調グループは、主要なステークホルダーを株主・投資家、顧客、地域社会、行政・自治体、取引先、従業員と捉え、事業活動を通じて企業の社会的責任への取り組みを積極的に推進しています。ステークホルダーとのコミュニケーションに関しては、コミュニケーションツール(HP・各種レポート等)を使っての情報開示と直接的対話の2つの側面で、ステークホルダーの皆さまへの責任を果たしていくとともに、地球環境や社会課題に配慮し、事業活動のみならず社会貢献活動などのさまざまな機会を通じて、コミュニケーションの充実に努めていきます。
新日本空調グループとSDGs
当社グループのマテリアリティは、中期経営計画「SNK Vision 2030」の5つの基本戦略にCSR課題を反映することを目的とし、事業への影響度と事業活動が社会に与える影響度を分析・評価した上で、中期経営計画を下支えする「CSRマテリアリティ」と位置付けています。また、特定したマテリアリティ15項目については、経営戦略に係る活動目標を設定し、その目標を達成するための具体的なロードマップや達成度合いを図る経営指標(KPI)を策定しています。なお、当マテリアリティは、社会情勢に鑑み、定期的にCSR・ESG戦略委員会にて見直しをし、事業と社会の持続可能な成長を目指しています。