本文へスキップします。

H1

ANNOUNCE

INFORMATION

2024年10月01日

パーティクルアイ®CCを開発 New

~ガス配管内粒子の非接触モニタリング計測を可能に~

 新日本空調株式会社(代表取締役社長 廣島 雅則)は、ガス中に含まれる微粒子と接触せずに、常時計測を可能にするカメラシステム「パーティクルアイ CC (Custom Counter) 」を開発いたしました。微粒子可視化カメラシステムパーティクルアイのラインナップに2024年10月2日より追加いたします。
 従来、流動するガス中の粒子を計数する際は、対象エリアのガスの一部を計測機器に吸引するサンプリング方式が一般的ですが、高温・高圧やガスの種類によっては計測機器内に対象ガスを吸入できない、または、短時間のサンプリング計測しか許容できない場合があります。今回開発したパーティクルアイCCは、計測対象エリアに光を透過することで、計測機器とガスが接触することなく、定点で粒子状態の映像監視し、粒径を分類した計測データを常時記録することが可能です。


 ガス配管の常時モニタリングへのカスタム対応事例を以下に示します。ビューポート(透明窓)越しに外部から光を照射し、照射面を外部からカメラで撮影します。独自開発の高速画像処理技術ViEST®エンジンによって、散乱光量をリアルタイムで計測処理し、粒径分級の画像化および粒径別粒子数をグラフ化することができます。特定の閾値を超えた場合に動画記録する機能を備え、記録容量を節約することで、長期間の連続モニタリングが可能な仕様にしました。基本パッケージでは、標準カメラと主要機能は搭載しているほか、ガスの速度や配管サイズ等に最適なカメラ選択や、外部センサーから異常信号などの入力をトリガーとする録画、あるいは、閾値を超えた際の信号出力についても、オプションで対応可能です。従来の計測技術では困難であった対象ガスに対しても、高感度な常時粒子モニタリングの新たなアプローチを提供します。



 なお、10月2~4日、幕張メッセにて開催される「水素・燃料電池展」(ブース番号:8ホール E25-6)において、ガス配管の常時計測デモ機を展示いたします。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

【製品情報】
・標準カメラ
・独自開発の高速画像処理技術ViESTエンジンインストール済みパソコン
・画像計測周期:10~120Hz
・分級・計数データ記録間隔:0.1sec~60.0sec
・最大解像度:800x600
・計測マスク指定:画像内の計測範囲を矩形/楕円/台形で指定
・粒径分級:3~5段階 *粒径分級には別途、校正試験が必要です。
・トリガー録画モード:粒子数が設定閾値を超えた場合のみ前後数秒を含めて映像データを記録
・予約計測モード:予約時間から設定計測時間で自動計測
・長期連続監視:日付変更時に自動データファイル更新
・モニター表示:粒子モニタリング映像・カラー分級映像・時系列計数グラフ・粒径分級ヒストグラム



【お問合せ先】
新日本空調株式会社 経営企画室
コーポレートコミュニケーション課 福安 麻美子
Tel   :03-3639-2701
Fax  :03-3639-2731
Mail :fukuyasum@snk.co.jp


新日本空調株式会社 
ソリューション事業部 岡本 隆太
Tel   :03-3639-2206
Fax  :03-3639-2377
Mail :okamotor@snk.co.jp

 


PDFダウンロード