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PRESS RELEASE

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2012年12月06日

「技術の共有」と「問題解決力向上」を目的に『2012年度 技術発表会』を開催
~「技術力強化」と「技術の伝承」を目指して~
 新日本空調株式会社は、11月29日・30日の両日、本社(東京都中央区日本橋浜町)において『技術発表会』を開催しました。
 この『技術発表会』は、全社技術部門の解決すべき技術課題に関する取り組み成果を発表し、技術の共有と全社技術系社員の問題解決力の向上を図ることを目的に毎年開催しています。
 当日は、全事業部門、技術開発研究所、技術本部、営業本部の他、当社連結子会社の新日空サービス株式会社などから100名以上が参加し、17テーマの発表について活発な質疑や意見が取り交わされました。
 当社は、現場の問題解決力の向上、サポート体制の強化を目的に運用中の『現場の見える化』システムと合わせて、今後も『技術発表会』を定期的に開催し、「技術力強化」と「技術の伝承」に取り組んで行きます。
1.『技術発表会』の趣旨
 当社は1994年から、全社技術部門の解決すべき技術課題に関する取り組み成果を発表し、技術の共有と全社技術系社員の問題解決力の向上を図ることを目的とした『技術発表会』を、技術本部長主催により毎年1~2回開催しています。今回で第21回目となります。
 この技術発表会は、1979年より行っていたEF(エンジニアリングファーム)発表会(全社技術部門の解決すべき研究・開発や技術基準について討議・決定した内容を発表し、技術の共有を図ることを目的とした発表会)と、1983年より行っていた技術研修会Tコース(全社技術部門に関連するやや高度な専門的技術課題の周知、理解深耕、教育を目的とした中堅技術者向け技術研修会)を統合し、1994年に『技術発表会』としてスタートしたものです。
2.『技術発表会』の内容
 2012年度は、東日本大震災の復興や耐震に関する内容、腐食性ガスを発散する貯蔵施設の空調システムと腐食対策、大型複合施設におけるエネルギー使用実績解析、コンピューターセンターの設計・施工事例、省エネ・低炭素化改修事例、3次元CAD・BIMの取り組み、熱源最適制御システム開発、感染対策に向けたシミュレーション技術、ダクト・配管施工基準と評価、CO2制御技術、技術改善提案など、多岐に亘る発表が行われました。例年技術発表会では、技術力強化につながる、設計・施工技術改善、技術開発、実測・実験結果報告、標準化資料などのテーマを取り上げています。
 また、テーマの発表終了後には質疑応答を行うと共に、両日の最後には全体討議を行い、技術の共有と水平展開に向けた活発な質問や意見交換を行いました。

 技術発表会の最後に専務取締役 技術本部長 山本英幸より、「今回の技術発表会では、健康や快適性向上を実現する技術開発、ZEB(ネットゼロ・エネルギー・ビルディング)、ワンストップソリューションに繋がるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)・3次元CAD、スマートエンジニアリングの一環となる熱源最適制御システム開発など、中期経営計画に掲げている取り組み成果と、BCPに向けた当社の技術活動について発表された。
 また、施工技術開発に関する内容や、困難な技術開発の取り組みとその失敗事例も発表され、今後の開発に繋がる課題も再認識することができた。これらの技術を共有し、問題解決力の向上に努め、顧客ニーズに応えてほしい。」と述べ、閉会しました。
技術発表会場の様子

技術発表会場の様子

3.今後の展開
 当社は、顧客ニーズに応える全社一丸体制を推進し、現場の問題解決力の向上、サポート体制の強化を目的に運用中の『現場の見える化』システムと合わせて、今後も『技術発表会』を定期的に開催し、「技術力強化」と「技術の伝承」に取り組んで行きます。
4.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 広報課 高辻 勇
TEL: 03-3639-2332(ダイヤルイン)
FAX: 03-3639-2734
E-mail: TAKATSUJII@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術本部 技術企画部 佐藤 秀幸
TEL: 03-3639-2702
FAX: 03-3639-2736
E-mail: SATOHH@snk.co.jp