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PRESS RELEASE

PRESS RELEASE

2011年07月05日

夏期の電力需給対策に向けた節電対策を公開
~今夏の応急節電対応策と中長期の対応策を公開~
 新日本空調(株)は、夏期の電力需給不足に伴う節電対策について、環境設備企業の視点から実現可能な対策内容を取りまとめ「節電対策一覧」として当社ホームページhttp://www.snk.co.jp/(「What's New」のコーナー)に公開しました。
 「節電対策一覧」は、設備投資額が少なく比較的容易に導入可能な“応急節電対応”と、導入に際し設備投資と技術検討が伴う“中長期の節電対応”に区分し、業務用建築や工場などを対象に掲載しました。
 夏本番を直前に控え、7月1日に発動された電気事業法に基づく電力使用制限に対して効果的な節電対策を紹介すると共に、ビルオーナーや運用管理会社など広く社会に向けた支援やアドバイスに取り組んで参ります。
1.公開に至る経緯
 東日本大震災の影響による今夏の深刻な電力の需給ギャップに対応するため、政府の電力需給対策本部は、東京電力と東北電力管内の大口、小口需要家や家庭に対し、電力需要15%削減の抑制目標を示しました。
 また、契約電力500キロワット以上の大口需要家には、電気事業法第27条に基づき、昨年夏の使用最大電力から15%削減する電力使用制限を7月1日に発動しました。
 新日本空調は、今夏並びに今夏以降も必要になると予想される節電対策について、建築設備の分野でどのような方策があるのか当社顧客や関連団体等から様々な問い合わせが寄せられたことから、本年4月に“節電対策WG(ワーキンググループ)”を結成し「節電対策一覧」としてまとめました。
 建築設備の節電対策は、様々な団体から発信されていますが、夏本番を直前に控え、環境設備企業の視点でまとめた「節電対策一覧」を広く社会に公開することにより、電力のピーク削減、節電対策の一助としてお役立て頂ければとの思いから当社ホームページに公開することとしました。
2.節電対策一覧表の概要
 「節電対策一覧」は、業務用建築や工場などを対象とし、以前より当社が構築していた“省エネデータベース(社内資料)”や各種情報を基に、WGメンバーが当社独自の節電対策案を検討し、設備投資額が少なく比較的容易に導入可能な今年の夏に向けた“応急節電対応”と、導入に際し設備投資と技術検討が伴う“中長期の節電対応”の2種類に区分しました。
 今年の夏に向けた“応急節電対応”は「運用方法改善」「チューニング」「メンテナンス」「軽微な改修」のカテゴリーとし、導入の難易度を感覚的に理解しやすいように分類し、“中長期の節電対応”は「機器更新」「設備改修」「発電」のカテゴリーに分類しました。
 “節電効果”は、「大」「中」「小」の3段階で表示しています。今夏の節電は建物全体で15%削減が求められていますが、建物の用途や特性により、空調設備、給排水給湯設備、照明コンセント設備、生産設備、その他動力設備等のエネルギー消費比率が異なることから、各設備のエネルギー消費を“100”とし、削減の目安として“大”:▲8%以上削減 “中”:▲2~8%削減 “小”:▲2%未満 で表示しています。
3.今後の取り組み
 「節電対策一覧」を、電力のピーク削減、節電対策の一助としてお役立て頂くために、当社ホームページでの公開を継続すると共に、今夏の応急節電対応や中長期の対応に向けた技術支援を行い、広く社会に貢献して参ります。
4.本件に関する問い合わせ先
新日本空調株式会社 経営企画本部 広報課 高辻 勇
TEL: 03-3639-2332(ダイヤルイン)
FAX: 03-3639-2734
E-mail: TAKATSUJII@snk.co.jp

新日本空調株式会社 技術本部 技術企画部 佐藤 秀幸
TEL: 03-3639-2702
FAX: 03-3639-2736
E-mail: SATOHH@snk.co.jp