本文へスキップします。

ページタイトル(エディタ)
ページタイトル背景画像

PRESS RELEASE

PRESS RELEASE

2020年03月31日

「ユニフォームのリサイクルを通した復興支援への取組み」

~ 企業価値向上へ向けた取組み ~




新日本空調株式会社(代表取締役社長 夏井 博史)は、作業服を次世代にふさわしいユニフォームにリニューアルするに際し、「“オール近大”川俣町復興支援プロジェクト」の一環として、近畿大学、アースコンシャス株式会社(代表取締役社長 青山 恭久:徳島県徳島市北沖洲)と協力し、旧作業服を加工して植物栽培用の媒地【ポリエステル媒地】にリサイクルし、福島の花卉農家に提供することを通して復興支援に貢献しています。
新日本空調は福島県の復興支援として、旧作業服のリサイクルの他、「二酸化炭素施肥制御技術」を開発し、土壌汚染に囚われない農業の継続による、農家の安定化に取組んでいます。
今後も、環境にも配慮した取組みや地域社会とのコミュニケーションに努め、技術開発や業務生産性の向上を図るさまざまな活動を推進し、SDGsに取組んでいきます。






    

1.経緯

2019年4月に、“制服は企業メッセージを社会に伝えるツールの一つである”をコンセプトに、作業服を次世代にふさわしいユニフォームにリニューアルしました。「フルハーネス対応とするため、胸ポケットを縦型とした」「胸ポケットはスマートフォン、現場手帳が入る大きさとした」「チャックをつけないポケットにも落下防止機能を付けた」等の、作業現場で求められる機能の搭載と、快適性の向上だけではなく、使用後の旧作業服のリサイクルを通じて、復興支援活動をはじめとするSDGs、持続可能な開発目標達成へ向けた取組みを行っています。
使用後の旧作業服約2,500着は回収されたのち、近畿大学の学生によりファスナーやボタンが取り外されます。その後、アースコンシャス㈱で【ポリエステル媒地】に加工され、復興のシンボルとして、福島県川俣町のハート形の観葉植物「アンスリウム」栽培農家へ提供されています。古着を植物栽培用の媒地として再利用する【ポリエステル媒地】は土壌汚染の被害を受けないため、農業を継続することができることや、永続的に使用できることで農家の安定化に繋がる次世代の媒地です。また、古着をリサイクルすることで焼却時に発生するCO₂を削減することができます。

2.当社の取り組み

新日本空調は、近畿大学及びアースコンシャスとの共同研究で、川俣町に設置されたビニールハウス内で、「二酸化炭素施肥制御技術(特許取得済み)」を開発しました。この技術は、アンスリウムをはじめとする植物が生長するために必要な二酸化炭素濃度をコントロールし、植物の生長を促進させる技術です。川俣町に設置された近畿大学のビニールハウス内で検証を行い、外部環境に影響されることなく、良好な環境で栽培を可能にすることで、アンスリウムに対する生長促進効果が確認されました。



また、ポリエステル媒地を用いた卓上サイズの植物ポットを作り、社内で植物の育成を始めました。オフィス環境のウエルネスとSDGsを社内に根付かせる試みです。



3.本件に関する問合せ先

新日本空調株式会社 経営企画本部 ESG経営戦略室長 柳沢 昌行
        TEL:03-3639-2315
        FAX:03-3639-2731
        Eメール:YANAGISAWAM@snk.co.jp

新日本空調株式会社 経営企画本部 ESG経営戦略室 
         コーポレートコミュニケーション課長 星野 昌亮
        TEL:03-3639-2332
        FAX:03-3639-2731
        Eメ-ル:HOSHINOM@snk.co.jp

PDFダウンロード(668KB)