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PRESS RELEASE

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2022年08月08日

カーボンリサイクルファンドの研究助成に採択

~ 循環炭素社会の構築に向けた研究開発を推進 ~

新日本空調株式会社(代表取締役社長 前川 伸二)は、カーボンニュートラルへの貢献の一環として、2021 年より国立大学法人東北大学(総長 大野 英男)大学院工学研究科の佐野 大輔教授とともに微生物燃料電池(MFC:Microbial Fuel Cells)を利用した二酸化炭素ガス回収・固定化技術の実用化研究を進めています。
この度、佐野教授を研究代表者とし、当社も参画する「微生物燃料電池を用いた次世代大気中CO2固定化技術の研究開発」が、一般社団法人カーボンリサイクルファンド(※)による2022 年度研究助成金の交付対象に決定しました。助成事業の期間は2022 年8 月から1 年間の予定です。
本研究は、下水由来有機物(下水汚泥)をMFC に供給し、空気から二酸化炭素ガス分離回収(DAC:Direct Air Capture)を行う世界に類を見ない取り組みであり、下水汚泥消化とMFC 活用によるDAC を組み合わせることで下水処理におけるLCCO₂ニュートラル(下水処理における全ての段階でのCO2発生量から吸収量を差し引いた合計をゼロにする)の実現に繋がることが期待されています。
当社は本助成の採択を受け、気候変動への対応をさらに加速し社会課題の解決に取り組んでまいります。

(※) 「循環炭素社会」構築により地球温暖化問題と世界のエネルギーアクセス改善の同時解決を目指し、カーボンリサイクルに係る研究助成活動や広報活動等を行うために民間ベースで設立された一般社団法人。2022 年8 月1 日時点での会員数は法人105、個人17、地方自治体8、学術団体3。
一般社団法人カーボンリサイクルファンド2022 年度研究助成金交付先プレスリリース
https://carbon-recycling-fund.jp/research_grant_activities/grant_application/8873




新日本空調グループのSDGsへの貢献について

 

新日本空調グループは、企業が中長期的に持続的成長を目指す上で重視すべき3つの側面、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を視野に入れたESG経営を実行しています。当社グループの事業特性を踏まえた上で、ESG経営の観点から、あらゆる事業活動における課題を特定し、中長期的取組み目標を定め、SDGsに代表される国際的社会課題の解決に資する事業活動を推進します。
本リリースの取り組みは、SDGsにおける3つの目標に貢献しています。

目標  7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標  9:産業と技術革新の基盤をつくろう
目標  13:気候変動に具体的な対策を

       






【お問合せ先】
新日本空調株式会社 経営企画室 企画部
コーポレートコミュニケーション課 多田 邦彦
Tel   :03-3639-2475
Fax  :03-3639-2731
Mail :tadak@snk.co.jp


新日本空調株式会社 技術開発研究所
宇田川 洋一
Tel   :0266-73-9611
Fax  :0266-73-9615
Mail :udagaway@snk.co.jp


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