東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス

建物の紹介

2019年4月に開校した東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスは、都心でありながら豊かな自然環境のなかにあり、周辺地域と世界に向けて音楽文化を発信・交流する活動をしています。
教育設備は、最先端の録音・映像収録設備を備える422席の音楽ホール(NC-20)やレコーディングスタジオ(NC-15)、オーケストラの編成が可能な特別教室(NC-15)、最高の音響環境で授業を行うことのできる大・中・小教室(NC-30)、レッスン室(NC-30)、練習室(NC-35)があります。

施工箇所

音楽ホール、レコーディングスタジオの空調方式は、単一ダクト方式、教室、レッスン室、練習室は外調機＋空冷ヒートポンプパッケージエアコンを採用しています。
設備音などの静けさ(NC値)と室間遮音性能(Dr値)の目標性能を確保するため、綿密な施工図検討や消音計算、防振計画、施工管理が求められました。部屋ごとに防振遮音グレードが異なり、防振遮音グレードごとの施工要領の作成と周知、音響パトロールによる全箇所施工確認を行うことで、すべての部屋において目標性能をクリアしています。