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相鉄・東急直通線、新綱島駅空調設備他

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相鉄・東急直通線、新綱島駅空調設備他

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交通施設 効率化 空気調和設備工事熱源設備工事消火設備工事空気調和換気設備工事排煙設備工事自動制御設備工事換気設備工事 新築
所在地 竣工日
神奈川県 2023年7月

工事概要

■建物の紹介

相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線・東急新横浜線)は、相鉄羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由し、東急東横線・目黒線日吉駅までの区間に連絡線を整備するものです。
相鉄本線・いずみ野線と東急東横線・目黒線で直通運転が行われ、湘南台、海老名、自由が丘、池袋、川越、西高島平、浦和美園といった数多くの駅から新横浜へ乗り換えなしでアクセスできるようになります。

■工事の内容紹介

空気調和設備工事、換気設備工事、排煙設備工事、トンネル換気排煙設備工事、トンネル消火設備工事、監視制御・自動制御・2次側動力設備工事を担当しました。駅舎内の設備は熱源設備としてターボ冷凍機を2台、開放型冷却塔を2台設置しました。これらは冷房専用となります。空調機はコンコース用として2台、ホーム用として3台を設置し夏期は冷房を行い、中間期や冬期は外気導入を行います。送排風機(給排気・排煙)は 56台を設置し、そのうちリミットロードファン# 12×2台および可変翼軸流ファン×2台はトンネル換気用としており、リミットロードファンは通常換気時1台運転、排煙時2台運転の運用を、可変翼軸流ファンは常時2台運転を行います。また、トンネル内の工事として綱島トンネル計約2.5kmにわたり連結送水配管(100A) の敷設を行いました。新綱島駅は、駅舎内の階段部において列車風の影響が想定されていたため、軌道上部に開口を設けて排気塔と接続することで、階段部における列車風の影響を低減させる対策を講じました。開口部には防災上の観点から特定防火設備として防火ダンパーを設けているほか、ショートサーキット防止として、臭気を伴う一部のダクトは排気塔内の上部までダクトを立ち上げています。なお、当該ダクトは換気塔内に設置していることから、屋外仕様のガルバリウム鋼板製としました。
旅客エリアの制気口および排煙口については地震時の揺れに伴う天井材の脱落防止の観点から天井材と制気口に離隔を設けました。なお、離隔部は天井内が見えてしまうことから制気口と同色のパネルにて天井材と重なり合う形で塞ぎました。