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ダクト選定アプリ DUCTable

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技術概要

「ダクト選定アプリ DUCTable(ダクタブル)」は、建築設備のダクト設備においてダクトサイズを選定するツールです。
現在当社がダクトの選定時に標準的に活用しているダクト計算尺をiOSアプリ化しました。
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DUCTable の概要

「ダクト選定アプリ DUCTable」は、建築設備のダクト設備においてダクトサイズを選定するツールです。
現在当社がダクト選定時に標準的に活用しているダクト計算尺をiOSアプリ化しました。
“計算尺”というアナログツールの特長である実務者のエンジニアリング要素が失われないことを主眼に置き、当社の計算尺をそのままスマートフォン上に再現しています。複数のカーソル線を装備することで、使い勝手を向上しました。

本アプリの元となるダクト計算尺は、当社がまだ東洋キヤリア工業株式会社であった1961年に、ヘンミ計算尺株式会社と共同で開発したものです。
その後、ダクト選定専用の計算尺とするための改良を行ない、現在に至っています。当社最初のダクト計算尺の開発経緯等については、参考文献1)を参照下さい。


ご使用の前に

本アプリは、無料でダウンロードでき、ご使用頂けます。
ダウンロードにかかる通信料は、ご利用者様のご負担となります。

アプリのダウンロード前に利用規約をご一読ください。ダウンロードされた際にはこれに同意したものと致します。
当社は、このアプリによる個人情報の取得は行いません。
詳細は、プライバシーポリシーをご確認ください。

本アプリは、iPhone用に開発しております。(iOS13以降に対応)
UI(画像、レイアウトなど)は、iPhone6,6s,SE,7,8にて最適化しており、他iPhone端末では操作しづらい可能性があります。
他の携帯端末用に開発する予定はありません。
本アプリに関するお問い合わせは、当社ホームページの「お問い合わせ」からお願い致します。


ダウンロード

DUCTable
DUCTable
開発元: 新日本空調株式会社
 

 


アプリの使い方(画面説明・基本操作)

図1は、本アプリを起動した後の画面です。

同図にて、計算尺の用語を説明します。(※1)

背景が灰色の固定されている尺「固定尺(こていじゃく)」と呼びます。
背景が白色でスワイプ すると左右に動かせる尺「滑尺(すべりじゃく)」と呼びます。

計算尺では、一つの「固定尺」上の目盛りに「滑尺」の目盛りを合わせたときに、「他の固定尺」の目盛りを読み取ることができます。

また、画面に4つ設置されている赤色の線を含んだ動かせる部分 「カーソル」、赤色の線を「カーソル線」と呼びます。

固定尺と滑り尺を合わせた位置上にカーソル線を移動させることで選定値を明確にすることができ、選定作業の効率が向上します。

カーソルは固定尺と滑尺に跨がっています。滑尺とカーソルが重なった部分では、スワイプするとカーソルが動きます。

図1 DUCTable 各部の名称
次に、ダクト選定時のパラメータについて説明します。
図2は、図1と同様にアプリの起動画面です。
右側にダクト選定時に参照する6つのパラメータが記載されています。
各パラメータの内容は、表1の通りです。

図2 ダクト選定時のパラメータ

表1:DUCTable上のパラメータ一覧
図中番号 頭文字 パラメータ 単位 内容
P 単位圧力損失 Pa/m
 mmAq/m(※1) 
通風時の圧力損失
Q 風量 m³/h ダクトによる搬送風量
V 風速 m/s ダクト内の風速
q 風量 m³/h  ダクトによる搬送風量(②と同じ) 
R  アスペクト比  - ダクトの短辺と長辺の比
A  ダクトサイズ  mm 丸ダクトは直径
※1:1[Pa/m]=0.102[mmAq/m]

 

ダクト選定手順

ダクト選定の手順の例を紹介しますが、本手順は、計算尺としての使用方法をご理解頂くことを目的に作成しております。
選定したダクトサイズはあくまでも参考値となります。

●風量と単位摩擦抵抗から、ダクトサイズ(丸ダクト)を選定する

条件:単位圧力損失:1Pa/m、風量:1,000m³/h
1

図3-1 風量と単位摩擦抵抗から、ダクトサイズ(丸ダクト)を選定する (1)

"単位圧力損失(1Pa/m)"の目盛りと"風量(1,000m³/h)"の目盛りを合わせます(図3-1) 。

滑尺を動かす事で合わせることができます。

図3-2 風量と単位摩擦抵抗から、ダクトサイズ(丸ダクト)を選定する (2)
2

次にアスペクト比の「〇」とダクトサイズの目盛りを読み取ります。

ダクトの直径は280mmとなります。(図3-2)
3

図3-3 風量と単位摩擦抵抗から、ダクトサイズ(丸ダクト)を選定する (3)

標準的な丸ダクト製品のサイズは50mm単位であるため、実際の選定サイズを直径300mmとします。(図3-3)

図3-4 風量と単位摩擦抵抗から、ダクトサイズ(丸ダクト)を選定する (4)
4

アスペクト比の「〇」に300mmの目盛りを合わせます。

風量1,000m³/hの時、単位圧力損失 0.7Pa/m、風速4m/sと読み取ることができます。(図3-4)


■風量と目標風速からダクトサイズ(角ダクト)を選定する

条件:必要風量:10,000m³/h、風速:8m/s以下、アスペクト比:2
1

図4-1 風量と目標風速からダクトサイズ(角ダクト)を選定する (1)

風量(10,000m³/h)の目盛りと風速(8m/s)の目盛りを合わせます。

図4-2 風量と目標風速からダクトサイズ(角ダクト)を選定する (2)

2

角ダクトの選定時には、アスペクト比Aを参照します。

ここでは、"アスペクト比を2"として選定します。

"ダクト短辺は赤字側目盛り""ダクト長辺は黒字側目盛り"となるようにカーソル線を合わせます。

ここでは、ダクト短辺440mmダクト長辺880mmと読み取れます。(図4-2)
3

図4-3 風量と目標風速からダクトサイズ(角ダクト)を選定する (3)

角ダクトは標準的に長さ50mm刻みで製作されるため、サイズを50mm単位に調整します。

ここでは、ダクト短辺450mm、ダクト長辺900mmと選定します。

決定したダクトサイズにアスペクト比 A=2のメモリを合わせ、風量条件と照らし合わせます。

風量10,000m³/h、単位圧力損失 0.9Pa/m、風速7.5m/s(※2)と読み取れます。(図4-3)
 

(※1)計算尺の原理や用語の説明については、『HEMMI No.P141(空気調和設備設計用)使用法説明書(ヘンミ計算尺株式会社)』を参考としました。
(※2)本計算尺(アプリ)は、等摩擦法(定圧法または等圧法)によるダクト選定での活用を前提として、単位圧力損失が等しい丸ダクトと角ダクトが対応する変換式を用いて設計されています(参考文献2を参照)。そのため、選定した角ダクトサイズと風量から求まる断面風速の値と、計算尺で算出される風速の値は一致しません。

【参考文献】
1)横山浩一,空気調和技術者用計算尺について,空気調和・衛生工学,第38巻,第2号,pp20-22.
2)井上宇一ら,建築設備ハンドブック(三訂新版),朝倉書店,1981,pp175-193.

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