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まずアルカリ性電解水による洗浄を行い、汗や皮脂に起因するタンパク質や臭い等を効率的に洗浄、その後微酸性電解水による洗浄を行う事により、ノロウイルス等の不活化を効率的に行います。 従来のアルコール消毒を含む洗浄方法では、臭い対策やウイルスの不活化が万全ではない等の指摘がありましたが、本システムの採用により、予防対策としての効果を期待する事が出来ます。 開発のシステムは、電解水製造装置を20フィートコンテナ内に格納し屋外に設置することで、既存設備配置に極力影響を与えないと共に、コンテナを含めたユニットとして工場製作を可能とし現地工事の省力化が実現出来ます。 また、電解水製造装置をユニット化する事で、電源と水、電解水供給配管の接続のみで即、電解水の連続供給が可能なものとしています。
尚、本装置システムは原子力発電所のマスク洗浄のみならず、一般におけるノロウイルス対策や殺菌の他、汗や皮脂に起因する汚れの除去及び脱臭を目的とした洗浄に広く用いる事が可能であり、ノロウイルス等による感染症対策の一助となるようシステムの普及促進に努めます。