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環境保全

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ライフサイクルを考える
省エネルギー技術

私たちは、空気・水・熱を通じ、豊かで潤いのある環境の創造に努めます。
新日本空調は、人、動植物、製品などすべてにとって
最適な環境を提供しています。


しかし、私たちが快適な暮らしを続けるためには、大量のエネルギー消費をともない、
これが地球環境を悪化させる原因となります。


私たちは、常に最小のエネルギーで最適な空間を創造します。
エネルギー転換施設から一般ビルまで、さまざまな分野において、
省資源、省エネルギーを推進し、またリニューアル、リサイクルにおいても
ソフトからハードまでの広範囲な技術により、積極的に環境保全に取り組んでいます。


そうした私たちの活動の一部をご覧ください。

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省エネルギーへの取組み

省エネルギーへの取組み

はじめに

新日本空調は省エネルギーをこのように考えます。

はじめに

地球環境問題の解決に向けて

地球環境問題の解決には、建物のライフサイクルを通して環境負荷の軽減を図ることが必要です。
建築設備設計にあたって、エネルギー効率はもちろん、地球環境に影響する地球温暖化係数やオゾン破壊係数、そしてメンテナンス性、維持管理費用、廃棄費用、その他のリスクを考慮します。

社会の省エネルギーに貢献する

充実したエネルギー管理による建築設備運用の継続的な改善が必要です。ESCO事業の活用をはじめ、エネルギー診断、故障検知、予防保全などを適切に行うことにより、設備の最適化と効率的な運用が可能です。これらの成果は、社会の省エネルギー推進に大きなインパクトとなります。

建築設備の資産価値向上のために

総合的な省エネルギー手法の実施により、必要な性能を長期にわたって確実に維持し、情報化・高齢化など社会情勢の変化に対応した快適性を提供し、建物の資産価値を高めます。またESCO事業や公的補助金制度などの活用により、初期投資と運用資金の軽減が可能です。

建築設備の資産価値向上のために

エネルギー利用の最適化に向けた継続的改善

お客様の意図を建築設備の企画、設計から施工、維持、改修に至るまで反映し、各段階の目標を定め、目標との乖離を解決し、最終結果を評価し、さらなる改善につなげて行くプロセスが今、注目されています。
新日本空調の継続的改善手法は、お客様の要求に応じ、長年の経験を活かして、居住空間や生産空間へのエネルギーを見直し、システムの熱回収、未利用エネルギーの導入などにより、環境負荷の最小化を図り、設計、施工、維持・管理、改修を繰り返すライフサイクルをソフトウエア・ハードウェア両面からサポートし、建築設備の価値向上に寄与します。

設計

設計

シミュレーション/最適設計

“設計”は建物のライフサイクルにとって重要なスタートです。
私達は、シミュレーション解析を主体とした設計検証により、最適設計を行います。

設計における主なシミュレーション

シミュレーションの名称 解析の項目 設計への適用項目
三次元シミュレーション 空気・水・熱に関する流れ、温度、放射、換気効果、温冷感 室内気流分布、温度分析、換気性能評価、微粒子の挙動解析、温度・気流解析など
エネルギーシミュレーション エネルギー消費量、運転費、経常費 年間エネルギー計算、設備システム設計など
空気調和負荷シミュレーション 冷房・暖房熱量、搬送動力 年間空調負荷の計算、年間の搬送動力、空調システムの設計、評価など
非定常シミュレーション 温度 時系列温度変動の計算
配管応力シミュレーション 応力・固有周期、変位量 配管設計・施工
騒音シミュレーション 音圧 設備設計・施工・評価、消音解析など

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02_02

空気や水の流れを高速コンピュータの3次元解析により、予測・検証します。

微粒子可視化システム(特許登録済み)を用いて、微粒子の動きをビジュアルに検証できます。

厨房排気中の煙粒子の可視化画像

厨房排気中の煙粒子の可視化画像

施工

施工

省力化/省資源化

最適に設計されたシステムを実現するには高度な “施工”が要求されます。高品質で安全に建物を完成させる…
それは私達の施工ノウハウにより完成します。
また、工事中においても、廃棄物の低減、リサイクルの推進など、省資源・省エネルギーを常に心掛けています。

品質・安全施工管理システム

品質・安全施工管理システム

ISO-9001、14001にもとづく品質保証、環境管理および安全衛生管理を実施しています。

品質管理システム、環境管理、および安全衛生管理のマニュアル規程類

品質管理システム、環境管理、および安全衛生管理のマニュアル規程類

施工実績や技術成果に対して数多くの受賞をしています。

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空気調和・衛生工学会賞の楯

維持・管理

維持・管理

運転データ分析/評価

設備の機能維持と長寿命化にとって、“維持・管理”は重要です。
私達は、運転データを収集・分析して最適運転の方法や機器・システムの改善を提案します。
またメンテナンス契約いただくと、より経済的・長寿命な設備となります。
私達は全国ネットワークによる24時間メンテナンスを行っています。

運転記録にもとづくメンテナンスおよびリプレイス計画

機器台帳、履歴台帳、故障原因と対策機能を搭載したパソコン用ソフト(mmss)
機器台帳、履歴台帳、故障原因と
対策機能を搭載したパソコン用ソフト(mmss)
機器の運転や故障の履歴を正確に記録することにより、保守・修繕を計画的に行え、また保守予算の策定や管理が容易となります。
IPLV法による冷凍機の機器選定
老朽化した機器を新しいものに取替る場合には、各建物によって異なる熱負荷や運転形態に相応した特性の機器とすることが重要です。
例えば、冷凍機の機種決定においては、建物の負荷特性を把握するとともに、冷凍機の部分負荷特性を考慮すると、より適切な選定ができます。
冷温水に配管摩擦抵抗低減剤(DR剤)を添加することにより水搬送系の省エネルギー化を実現します
冷温水に配管摩擦抵抗低減剤(DR剤)を
添加することにより水搬送系の
省エネルギー化を実現します
配管摩擦抵抗を減らすことによりポンプ運転の大幅な省エネルギーが可能です。

メンテナンス体制

改修

改修

エネルギー改善/室内環境改善

“改修”は、システムを蘇らせるとともに充実した建物へと変身させます。
私達は、設備機能の状態を科学的に診断し、LCCO2を削減できる最適なシステムにリニューアルします。

LCCO2削減の改修計画

環境負荷を普遍的に表現するには、LCCO2(ライフサイクルCO2)が適切です。
すなわち、改修および改修後の建物ライフサイクルにおけるCO2発生量を評価することが重要です。

各空調システムのLCCO2を試算する環境負荷評価プログラム (ECOMASTER)

LCCO2削減の改修計画

改修工事の合理化と室内環境の向上

改修工事の合理化と室内環境の向上01

改修工事の合理化と室内環境の向上02

改修工事の廃棄物を減容

改修工事の廃棄物を減容