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AiR-Lo³(エアロスリー)® -大空間向けタスクゾーン省エネ空調-

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技術概要

工場など、天井が高く広い空間の空調エネルギーのムダを「部分混合」により省き、作業空間の快適さと省エネルギーを両立します。

大空間において主に空調が必要とされるのは、低層の作業域となります。しかし従来の方法である完全混合空調方式は、空調を必要としない高層の非作業域も含めて室全体の温度を均一にするため、空調エネルギーが大きくなる要因となります。また、空調が不十分なことで作業環境が整っていない例もありました。

「部分混合」が作業空間の快適さと省エネルギーを両立

大空間向けタスクゾーン省エネ空調「AiR-Lo3(エアロスリー)」は、"Air conditioning to Realize 3Lo"の略であり、3つの「Lo」とは、①低層の混合ゾーンを形成しながら、②低エネルギーで空調を行い、③労働環境の最適化を実現するという意味を持ちます。

独自に開発した吹出口の採用による「部分混合」で、空間全体ではなく必要な部分だけを効率よく空調し、空調エネルギーを大幅に削減します。


室内空気の誘引をコントロールする新しい吹出口

AiR-Lo3を構成する吹出口を新規に開発しました。これは、上方の空気の誘引を抑えることで非作業域との混合を抑制し、吹出温度の上昇を抑えます。また、水平方向の誘引を促進し、作業域を部分混合することで作業域内の温度差を小さくします。
吹出口は、横吹出しタイプの”FD”、前方吹出しタイプの”FF”の2種類で、それぞれ供給風量は1,600m3/hと3,600m3/hです。

「部分混合」で大きな削減効果

「部分混合」を促進することで、低層部の温熱環境を損なわずに空調負荷の削減をはかることが可能となりました。
検証試験※1では部分混合を実現しつつ、完全混合方式に比べ最大で40%以上の風量を削減できることが実証されました。※2
 ※1 72m2×高さ5.2mの試験室内に発熱負荷200W/m2相当を設置した冷房実験
 ※2 当社試算による

対応施設

食品工場印刷工場物流施設その他

特長

省エネ快適 空気調和設備工事 新築/改築 システム

関連技術

お問い合わせ窓口

お問い合わせ窓口:技術開発研究所