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凍結濃縮システム(FREECIS)

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技術概要

各種工場において発生する廃液は、各々の方法で処理されていますが、凍結濃縮・分離を行う本装置は、処理コストの削減と共に、環境保全と大幅な省エネルギー効果を兼ね備えた高効率なシステムであると言うことができます。
また、産業廃液処理以外の「濃縮」の観点からも、幅広い分野でのご利用をお待ちしております。
更に、原子力発電所にて発生する各種雑排水において、その濃縮分離への対応は大きな可能性を秘めており、その都度適性を確認する事で、1/10濃縮に限らず汚染水処理に対する応用範囲は非常に広がります。


この技術は水が凍るときに【不純物を排除して純粋な水だけで凍る】という性質を利用したもので、製氷コイル表面に排水を滴化させゆっくりと氷を成長させると、排水中の不純物が排除され純粋な水だけが氷となります。残った排水は原水と比べて1/10まで濃縮・減容化されます。
この効果による排水処理費用の削減と、残った氷は昼間に解氷して冷房の熱源に利用したり、最終的には工業用水や洗浄水などに再利用が可能です。
また、原子力発電所にて発生する各種雑排水において、その濃縮分離への対応は大きな可能性を秘めており、管理区域で発生した処分に困った排水に対し、その減容化による効率化等応用範囲は非常に広がります。

1/10減容のみならず、FREECIS適用の可能性について、ご遠慮なくご相談下さい。

FREECISの応用/日本の復興に寄与するために・・・

福島第一原子力発電所への
作業用全面マスクの自動洗浄・洗浄排水減容処理システムの納入

~ 脱臭と感染症予防及び発電所での排水量削減に貢献 ~

新日本空調株式会社(代表取締役社長 夏井博史)は、東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所で使用している作業用全面マスク(以降、「マスク」と略します)の自動洗浄と洗浄排水の減容処理を一体化した「マスク洗浄・排水減容処理システム」を2020年9月に納入しました。
このシステムは、既に納入し先行稼働中の「電解水製造装置」と今回納入した「マスク洗浄装置」及び「マスク洗浄排水減容処理装置」で構成されています。「マスク洗浄装置」は、発電所内で作業時に使用したマスクを、電解水により自動洗浄し、汚れの除去、脱臭及びウイルスの不活化を実現します。また、「マスク洗浄排水減容処理装置」は、マスク洗浄後の排水を約90%浄化して再利用し、これまで100%排出していたマスク洗浄排水を約10%に減容し、発電所での排水量削減に寄与します。
新日本空調株式会社は、現場作業者の労働環境改善と感染症に対する予防や、水の再利用、廃棄物の減容化を通して、人と環境に貢献する活動を提供し、ESG経営を推進して参ります。

1.経緯
2016年1月より、工場で製造した「電解水」を福島第一原子力発電所に納入し、マスクの洗浄効果を確認した後、2017年に「電解水製造装置」を納入して、アルカリ性電解水でマスクの汚れと臭気を除去し、微酸性電解水(次亜塩素酸水)でウイルス等による感染症等への予防対策を実施し、成果を上げています。
一方、マスク洗浄排水は、発電所内のプロセス主建屋へ全て搬送されていました。
そこで、当社の流下液膜式凍結濃縮装置(FREECIS)を用い、マスク洗浄排水を凍結濃縮して排水量を約10%に減容し、残りの約90%の解氷水を電解水の原水として再利用するシステムの納入により、発電所での排水量を削減することが可能となりました。また、同時に、これまで手作業で行われていたマスク洗浄を機械化した「マスク洗浄装置」により、作業の効率化にも繋がりました。

2.特徴
「マスク洗浄・排水減容処理システム」は、(1)電解水製造装置、(2)マスク洗浄装置、(3)マスク洗浄排水減容処理装置、から構成され、次の特徴があります。(図1)

(1)電解水製造装置
塩水を電気分解し、アルカリ性電解水と微酸性電解水(次亜塩素酸水)を生成します。

(2)マスク洗浄装置
アルカリ性電解水と微酸性電解水(次亜塩素酸水)を用いて自動洗浄を行い、マスクに付着した汚れや臭気を除去すると同時に、ウイルス等の不活化を行います。また、自動化により洗浄作業員の身体的負荷の低減を図ることが可能となりました。
なお、微酸性電解水(次亜塩素酸水)は、新型コロナウイルスの不活化についても有効 *1) と されています。
*1) 出典:厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」

(3)マスク洗浄排水減容処理装置
マスク洗浄排水減容処理装置は、製氷コイルユニット、チラーユニット、タンク及びポンプ等で構成されています。装置上部よりマスク洗浄排水を循環散水し、直下にある製氷コイルに流下させ、徐々に凍結させることで、不純物を排除しながら氷を生成させ、不純物を含む流下水も徐々に濃縮されます。これにより、マスク洗浄排水の約90%がコイル表面に凍結し、残りの約10%が不純物を含む排水として濃縮分離されます。約90%の凍結した分離水は、解氷後、電解水製造装置の原水として再利用されます。

対応施設

商業施設医療・福祉施設地域熱供給施設エネルギープラント原子力発電所研究施設半導体・液晶工場精密機械工場医薬品工場食品工場

特長

省エネ見える化 生産付帯設備工事廃棄物処理システム 新築/改築 製品

関連技術

お問い合わせ窓口

お問い合わせ窓口:原子力事業部

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