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CPCS-Ⅲは対流式と放射式を組み合わせ、お互いの欠点を解決した空調システムです。天井内の空間をダクトとして使う給気チャンバと天井面に設置された可変風量制御型吹出口からの送風により、ドラフトの少ない快適な気流感の環境を作り出します。同時に吹出し口パネルとパネルに隣接する天井表面が加熱・冷却され、放射冷暖房効果も得られます。水を使わない空気式の放射空調なので水漏れの心配がありません。対流空調でありながら、気流感や温度ムラの少ない快適な環境を実現します。
CPCS-Ⅲはオフィスに広く採用されている600 ミリのグリッド天井に合わせてデザインされています。ダクトそれぞれを個別にタスク管理することができるので、設置位置や数量の自由度の高い配置が可能です。ダクトが不要なのでダクト圧損が低減され空調動力の削減につながります。また、天井から足元までほとんど温度ムラの無い快適な環境を作り出せます。